Cyber-shot DSC-WXシリーズ サポート
サンデーフォトスタジオはSony Cyber-shot DSC-WXシリーズをサポートしています。
Cyber-shot DSC-WXシリーズの特長であるスイングマルチアングル機能を使えばレンチキュラーレンズに適したマルチアングルの3D画像を撮影する事ができます。
Cyber-shotとサンデーフォトスタジオの間では次の事ができます。
・Cyber-shotで撮影したスイングマルチアングル3D 写真を印刷してレンチキュラーレンズを通して見ると裸眼で3D画像を見る事ができます。
・Cyber-shotで撮影した3D 写真をトリミングして余計な部分をカットしたり角度を調整したりする事ができます。
・Cyber-shotで撮影した3D 写真の明るさやコントラストなどの画質を調整する事ができます。
・上下逆に撮影してしまった3D 写真を180度回転させる事ができます。
・Cyber-shotで撮影した3D 写真をサンデーフォトスタジオに読み込んで立体的な文字やイラストを追加する事ができます。
・Cyber-shotで撮影した3D 写真をサンデーフォトスタジオでアナグリフ画像(赤青メガネ使用)で印刷したり保存する事ができます。
・Cyber-shotで撮影したスイングマルチアングル3D 写真を動画ファイルとしてインターネットにアップロードする事ができます。
・Cyber-shotで撮影したスイングマルチアングル3D 写真をスマートフォーンで見る事ができます。
スイングマルチアングル3D 写真をスマートフォーンで見るにはサンデーフォトビューアが必要です。
免責事項
本ソフトウェアを使用するにあたってスマートフォンまたは付属のメモリーカードに不具合が生じた場合、
およびそれらにおいて期待する立体感が得られない場合、
その際に発生した損失や損害に対して株式会社メディアクラフトは一切責任を負いません。
・3D 写真の取り込み
Cyber-shotとPCをUSBケーブルで接続してください。
Cyber-shotの接続方法については、製品の使用説明書を参照してください。
Cyber-shotの写真はサンデーフォトスタジオに直接読み込めないので任意のPCフォルダーにコピーしておきます。


Cyber-shotは上記のようなフォルダー構造になっていますので目的の3D写真(MPOファイル)をPCフォルダーにドラッグアンドドロップ等でコピーします。
コピーしたファイルはツールバーの
アイコンで読み込んでください。

次に画像読込みダイアログが表示されますのでそのままの設定でOKボタンを押してください。
レンチキュラーレンズ用に印刷しない場合はレンズの解像度は60LPIのままにしておいてください。
マウス操作でトリミングして余計な部分をカットする場合はトリミングを手動で行うにして続けてトリミング操作を行ってください。
また手動トリミングを行うと角度調整もできますので画像の角度を変更する時もトリミングを手動で行うにしてください。
なお3D画像の場合、元の画像に対して極端に小さくトリミングすると立体的に見えなくなってしまうので注意してください。
スマートフォンで上下逆に撮影してしまった写真の修正や上下逆に編集する場合は、3D画像を読み込んでから編集メニュの画像回転コマンドで行います。
・画質の調整
Cyber-shotで撮った3D写真の明るさやコントラストを調整できます。
画質の調整方法は通常の画像と同じです。
画面には左の画像しか表示されませんが同時に右の画像に対して同じ値で画質調整が行われます。
画質調整が終わったらツールバーの
アイコンで立体化をします。

この時立体画像の立体感は変更する事はできません。
画質を変更した画像に文字やイラストを追加する場合は次の作業を続けて行ってください。
・文字やイラストの入力
元画像がステレオの場合、前景の切り出し作業は要りません。
文字やイラストの入力方法は通常の画像と同じです。
ただし左画像の写真が表示されているのに対して文字やイラストは真ん中の位置で表示されるので注意してください。(立体化画像では左右に移動する)
文字やクリップの他にペンツールで手書きの文字やイラストも入力できます。
入力が終わったらツールバーの
アイコンで立体化をします。

このダイアログで作成する立体画像の立体感のレベルを3段階で指定します。
ただし写真の立体感は変更できないのでここで指定する立体感は文字やイラストに対するものです。
また文字やイラストに対しては個々に対して遠近設定が行えます。
静止画3D画像の場合は、パターンマッチによりマルチビューを作成するのチェックボックスが表示されますのでプリンターを使ってレンチキュラーレンズに印刷する場合はチェックしておいてください。
サンデーフォトスタジオはステレオ画像からレンチキュラーレンズに印刷するためのマルチビューを作成する機能があります。詳しくはこちらをご覧ください。
マルチアングル3D画像の場合は、そのままでもレンチキュラーレンズに印刷できるのでこのチェックは表示されません。
・写真の印刷
Cyber-shotで撮影した写真をサンデーフォトスタジオで印刷する事ができます。
写真の取り込みでCyber-shotで撮影した写真を取り込みます。
画像読込みダイアログでは印刷する用紙(レンチキュラーレンズ)のサイズを選択してください。
印刷はツールバーの
アイコンで印刷します。
レンチキュラーレンズに印刷する場合は立体画像の合成を行っておいてください。
印刷のやり方についてはこちらを参照してください。
印刷する前に文字やイラストを挿入しておく事ができます。
3D写真(.MPO)を取り込んでくださいアナグリフ(赤青メガネ)写真を印刷する場合はアナグリフ画像を作成しておきます。
ポストカードに印刷して赤青メガネを持っている人に送れば相手がCyber-shotで撮影した3D 写真を見せる事ができます。
・スイングマルチアングル3D 写真による動画ファイルの作成
Cyber-shotで撮影したスイングマルチアングル3D 写真で動画ファイルを作成してYouTubeに投稿したりホームページの画像として表示する事ができます。
動画ファイルの作成は3D動画の作成を参考にしてください。

・マルチアングルの画像数の変更
通常サンデーフォトスタジオは8画像のマルチアングルで立体画像を作成します。
Cyber-shotは15画像のマルチアングルが撮影されますので7画像分は立体画像には使われません。
15画像全てを使った立体画像の作成方法を紹介します。
サンデーフォトスタジオを起動する前に設定ファイルをメモ帳等で次のように変更してください。(元の値は8で16以上は設定できません)
[Lenticular]
Size=15
設定ファイルはspstudio.iniというファイル名でプログラムと同じフォルダーにあります。
なお画像数を増やすとメモリ消費量が増加します。またレンチキュラーレンズに印刷する時により高いプリンタの解像度を必要とします。
画像数を増やすと作成される動画のフレーム数が多くなりより滑らかな動きとなります。
マルチアングルの画像数の変更は通常の立体画像の作成でも有効です。
より高解像度のレンチキュラーレンズ画像を作成する事ができます。
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