立体画像の印刷
・合成画像の印刷
立体画像が合成できた段階で合成画像を印刷する事ができます。
合成画像の印刷はツールバーのアイコンかファイルメニュの印刷コマンドで行います。
このコマンドを実行すると印刷ダイアログが表示されます。
このダイアログでは使用するプリンタ名を選択します。
続いてプロパティボタンを押してプロパティダイアログを表示して用紙の種類、用紙サイズ、印刷品質を設定してください。
用紙サイズは元画像の読み込みの時に設定した用紙サイズと一致させてください。
印刷品質はなるべくきれいに印刷できるように設定してください。
用紙の設定はご使用の用紙(写真用)パッケージに書かれている設定方法に従ってください。
なお印刷のプロパティの設定方法はプリンタによって異なりますのでそれぞれのプリンタのマニュアルに従って設定してください。
解像度と印刷の向きは本ソフトウエアが自動的に計算しますので設定する必要はありません。
印刷コマンドを最初に実行した時には次のダイアログが表示されます。
このダイアログに対してはいのボタンを押すと印刷する前にプリンタの設定コマンドが実行されます。
・プリンタの設定
プリンタの設定を一度行っておくと次回からの印刷でプリンタ名、用紙の種類、用紙サイズ、印刷品質を指定する必要がなくなります。
これらの指定方法は印刷の時に指定する操作と同じです。
なおこのコマンドでは実際に印刷は行われません。(印刷コマンドではいを答えた場合を除く)
フチなし印刷設定をすると印刷解像度が変わって立体画像として見えなくなるのでこの設定は行わないでください。
リコー製プリンタに印刷される場合は「画像を一度メモリに書き込んでから印刷しますか?」というメッセージが表示されます。その場合ははいを答えてください。はいを答えると次回からこのメッセージは表示されません。
・印刷結果の確認
印刷された写真はレンチキュラーレンズを通して見ると立体的に見えます。
写真はレンチキュラーレンズの反対側(ツルツルしている方)に密着させてください。
レンチキュラーレンズは縦用と横用があります。写真の縦縞の方向とレンズの縦縞の方向が平行になるようにしてください。
レンチキュラーレンズと写真の縦縞の位置関係で見え方が違ってきます。写真を横にずらして一番立体的に見える位置を探してください。
印刷した写真を100円ショップで売っているフォトフレームに入れてみます。
予めフォトフレームのサイズに合わせてレンチキュラーレンズをカットしておきます。
レンチキュラーレンズがフォトフレームカットより大きいとレンチキュラーレンズが歪んでしまい立体に見えないので少し小さめにカットしておきます。
レンチキュラーレンズと写真がずれないようにセロテープで固定します。
一番立体的に見える位置でセロテープを上下左右の4ヶ所に貼ります。表はテープがフォトフレームに隠れるようにしてください
この時フォトフレームに付いていたガラスは使いませんので外しておきます。
接着層のあるレンチキュラーレンズを使ったポストカードの作り方は名刺の作り方を参考にしてください。
なおレンチキュラーレンズを貼ったポストカードは重くなるためはがきの定額料金では郵送できません。詳しい料金は郵便局で確認してください。(弊社で確認した料金は普通郵便と同じ80円でした)
前景の自動切出し
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