NINTENDO 3DS サポート

 サンデーフォトスタジオはニンテンドーのゲーム機NINTENDO 3DSをサポートしています。  3DSで撮影した3D写真に立体的に絵やイラストを追加する事ができます。  またサンデーフォトスタジオで作成した立体画像をNINTENDO 3DSで立体的に表示する事ができます。

 NINTENDO 3DSとサンデーフォトスタジオの間では次の事ができます。

  ・NINTENDO 3DSで撮影した3D 写真をトリミングして余計な部分をカットしたり角度を調整したりする事ができます。

  ・NINTENDO 3DSで撮影した3D 写真の明るさやコントラストなどの画質を調整する事ができます。

  ・NINTENDO 3DSで撮影した3D 写真をサンデーフォトスタジオに読み込んで立体的な文字やイラストを追加する事ができます。

  ・サンデーフォトスタジオで作成した3D画像や加工した3D 写真をNINTENDO 3DSで表示する事ができます。

  ・NINTENDO 3DSで撮影した3D 写真や2D 写真をサンデーフォトスタジオで印刷する事ができます。(ただし立体的には見えません)

  ・NINTENDO 3DSで撮影した3D 写真をサンデーフォトスタジオでアナグリフ画像(赤青メガネ使用)で印刷したり保存する事ができます。

  ・他社のカメラで撮った3D 写真やインターネットからダウンロードした3D 写真をNINTENDO 3DSで表示する事ができます。

免責事項
 本ソフトウェアを使用するにあたってNINTENDO 3DSまたは付属のメモリーカードに不具合が生じた場合、  およびそれらにおいて期待する立体感が得られない場合、  その際に発生した損失や損害に対して株式会社メディアクラフトは一切責任を負いません。


・3D 写真の取り込み

 NINTENDO 3DS のメモリーカードに保存された画像のみ取り込むことができます。  また取り込むPCにはSDカードを読み込むスロットが必要です。
 メモリーカードはNINTENDO 3DS の電源はオフにしてから抜き取ってください。
 NINTENDO 3DS の取り扱いについては、製品の取扱説明書を参照してください。

 NINTENDO 3DS からメモリーカードを抜いてPCのカードスロットに差し込んでください。
 メモリーカードから写真を取り込むにはツールバーのアイコンで読み込んでください。
 ファイルを開くダイアログが表示されますので取り込む画像を指定してください。
 NINTENDO 3DSの画像ファイルはドライブ\DCIM\***NIN03(***は100からの数字)というフォルダに入っていますので次の画面操作でこのフォルダーを開いてください。





 フォルダーには3D画像(.MPO)と2D画像(.JPG)が入っていますので3D写真の場合は.MPOファイルを選択してください。
 PCが拡張子が表示されない設定になっている場合はファイルアイコンが写真のものは2D画像で白い四角のものは3D画像です。
 なお表示設定をアイコンにしても3D画像は画像アイコンを表示しませんので表示設定を詳細にして写真の撮影日時とファイルの更新日時が一致するものを選択してください。





 次に画像読込みダイアログが表示されますのでサイズをVGA、トリミングをトリミングしないにしてOKボタンを押してください。
 レンチキュラーレンズ用に印刷しない場合はレンズの解像度は60LPIのままにしておいてください。

 マウス操作でトリミングして余計な部分をカットする場合はトリミングを手動で行うにして続けて
トリミング操作を行ってください。
 また手動トリミングを行うと角度調整もできますので画像の角度を変更する時もトリミングを手動で行うにしてください。
 なお3D画像の場合、元の画像に対して極端に小さくトリミングすると立体的に見えなくなってしまうので注意してください。


・画質の調整

 NINTENDO 3DS で撮った3D写真の明るさやコントラストを調整できます。
 画質の調整方法は通常の画像と同じです。
 画面には左の画像しか表示されませんが同時に右の画像に対して同じ値で画質調整が行われます。
 画質調整が終わったらツールバーのアイコンで立体化をします。



 この時立体画像の立体感は変更する事はできません。
 画質を変更した画像に文字やイラストを追加する場合は次の作業を続けて行ってください。


・文字やイラストの入力

 元画像がステレオの場合、前景の切り出し作業は要りません。
 
文字やイラストの入力方法は通常の画像と同じです。
 ただし左画像の写真が表示されているのに対して文字やイラストは真ん中の位置で表示されるので注意してください。(立体化画像では左右に移動する)
 文字やクリップの他にペンツールで手書きの文字やイラストも入力できます。
 入力が終わったらツールバーのアイコンで立体化をします。



 このダイアログで作成する立体画像の立体感のレベルを3段階で指定します。
 ただし写真の立体感は変更できないのでここで指定する立体感は文字やイラストに対するものです。
 また文字やイラストに対しては個々に対して遠近設定が行えます。

 プリンターを使ってレンチキュラーレンズに印刷する場合はパターンマッチによりマルチビューを作成するをチェックしておいてください。
 サンデーフォトスタジオはステレオ画像からレンチキュラーレンズに印刷するためのマルチビューを作成する機能があります。詳しくはこちらをご覧ください。




・3D 写真の保存

 加工した立体画像はオプションメニューのNINTENDO 3DS用保存でメモリーカードに書き込みます。
 この時、NINTENDO 3DS からメモリーカードを抜いてPCのカードスロットに差し込んでおいてください。
 メモリーカードはNINTENDO 3DS の電源はオフにしてから抜き取ってください。



 次にPCのカードスロットルのドライブを指定します。
 PCのカードスロット差し込んでない場合は差し込んでからWindowsがカードスロットを認識するまでしばらく待ってからOKボタンを押してください。
 なおこのドライブから写真を読み込んだ時や以前にNINTENDO 3DS用保存を行った時と同じドライブでメモリーカードが認識された場合はこのダイアログは表示指されません。
 元の画像をNINTENDO 3DS用メモリーカードを読み込んだ場合は「読み込んだ画像を上書きしますか?」と表示されます。
 はいを答えると元の写真を上書きします。いいえを答えると元の写真は残したまま作成した画像を新たに追加します。
 なお上書きすると写真の撮影日時は作成した日時に変更されます。

 サンデーフォトスタジオなどNINTENDO 3DS以外のソフトで編集したもの保存する場合はNINTENDO 3DS 付属のメモリーカードでなく他のカードを専用として作成される事をお勧めします。
 そうしておけば誤ってNINTENDO 3DSで撮影した写真を消す事もありませんし、作成した画像で付属のメモリーカードの容量を消費する事もありません。
 新しいメモリーカードは一度NINTENDO 3DSに差し込んで写真を撮影して保存しておくとそのカードをサンデーフォトスタジオで認識する事ができます。

・3D 画像の表示

 メモリーカードをNINTENDO 3DS のカードスロットに差し込んでください。
 メモリーカードを差し込む場合はNINTENDO 3DS の電源はオフにしてから行ってください。



 3D 画像の表示はNINTENDO 3DSのニンテンドー3DSカメラで行います。
 写真を見るをタッチします。
 次の表示が出たらOKをタッチしてください。



 他のプログラムでファイルが追加されたためNINTENDO 3DSが管理ファイルを更新します。



 通常の写真と同じ操作で画像を表示したり消したりする事ができます。
 またNINTENDO 3DSのらくがき機能でこの画像を編集する事もできます。
 NINTENDO 3DS の操作については、製品の取扱説明書を参照してください。



 本プログラムで保存した場合でもNINTENDO 3DSで撮った写真と同じようにスライドパッドを使って視差を調整して3D画像を見やすくする事ができます。
 NINTENDO 3DSでは3D写真の周りの部分を視差調整用領域として中央部しか表示されません。
 このため本プログラムではNINTENDO 3DSで表示した時に丁度良い大きさになるように縮小して周りの視差調整領域部分を黒く塗りつぶして出力されます。
 なおNINTENDO 3DSで撮影した写真をそのまま取り込んで編集した場合(サイズをVGAに指定している場合)はそのままの大きさで出力されます。

・2D写真から3D写真の作成

 サンデーフォトスタジオで2D写真から作成した立体画像をNINTENDO 3DSの3D写真として表示する事ができます。
 サンデーフォトスタジオの
元画像の読み込みで2D写真を読み込みます。
 この時元画像はNITENDO 3DSの写真画像でも他のカメラで撮った写真画像でも構いません。
 NITENDO 3DSの写真画像の場合はメモリーカードをPCのスロットに差し込んでおいてください。

 画像読込みダイアログでは任意のサイズで構いません。(はがきサイズのままで構いません)
 作成した3D画像を印刷する場合はその用紙サイズを選択してください。

 立体画像を作成する操作は通常のサンデーフォトスタジオの操作で行います。
 立体画像を作成したら写真の保存操作でNINTENDO 3DSのメモリーカードに保存してください。

・写真の印刷

 NINTENDO 3DSで撮影した写真をサンデーフォトスタジオで印刷する事ができます。
 写真の取り込みでNINTENDO 3DSで撮影した写真を取り込みます。

 画像読込みダイアログでは印刷する用紙のサイズを選択してください。

 印刷はツールバーのアイコンで印刷します。
 3D写真を取り込んだ場合は左画像が印刷されます。
 印刷のやり方についてはこちらを参照してください。

 印刷する前に文字やイラストを挿入しておく事ができます。

 3D写真(.MPO)を取り込んでくださいアナグリフ(赤青メガネ)写真を印刷する場合はアナグリフ画像を作成しておきます。
 ポストカードに印刷して赤青メガネを持っている人に送れば相手がNINTENDO 3DSで撮影した3D 写真を見せる事ができます。

・NINTENDO 3DS以外で撮った3D画像の読み込み

 他社のカメラで撮った3D 写真やインターネットからダウンロードした3D 写真をNINTENDO 3DSの3D写真として表示する事ができます。
 サンデーフォトスタジオのファイルメニューのステレオ画像を開くコマンドで3D写真のファイルを開きます。
 左右別々のファイルの場合はまず左画像を開きます。
 マルチピクチャーファイル(.MPO)の場合はそのファイルを開きます。
 画像読込みダイアログでは任意のサイズで構いません。(はがきサイズのままで構いません)
 左右別々のファイルの場合は次のダイアログが表示されますのではいを答えてください。



 マルチピクチャーファイルの場合はこのダイアログは表示されません。  またツールバーのアイコンでも読み込むことができます。

 この後は写真の保存操作でNINTENDO 3DSのメモリーカードに保存してください。
 保存する前に文字やイラストを挿入しておく事もできます。

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