だからもばいる

「私のmobileな生活」を再編!新たな事実を追加し、歴史を語る。(あん?)・・・その2

PHS編


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 あまりの音の悪さについにPHSに手を出す。というか、第二世代にもなると、PHSも万札でお釣りがくるようになったからだ。というわけで、PALDIO 201Nを手にする。Nは感度はいいんだよね。感度は。機能は使いづらいけど。

 PHSはサービスイン当初、インフラの整備もままならないまま市場に登場したため、ちょっとした混乱もあった。使いたくてもつかえないだとか、いろいろ。もともと基地局1局あたり3人まで使えるのだが、知っての通りISDNは2B+Dで1回線で2局。ISDN2本敷くと1局余る。余らせるくらいなら1基地局を作る方がよいとして、当初は1基地局2人までという局が多かったのではないだろうか。最近では2基地局をセットにしたものなど、回線数そのものも増えた物が出来ているのだけど。

 どっちにしろ、私の自宅では、幸い外でも部屋の中でも使えるので、すぐに買ってしまった。音は・・・さすがADPCM、音はいい。すごくいい。PDCもココまでよくなれば・・・・。

 やがて、待ちに待ったデータ通信の時代がやってくる。本来ならば、統一規格で登場するはずだったPIAFSだが、DDI-Pが独自規格で先走る。対するNTT-P、ASTEL陣営もなかなか譲らない。結局2つの規格でPIAFSはスタートする。一応将来の統一を前提に。

 で、PALDIO 311Nの登場だ。これも6800円で今ではもっと安い。シャープなら1000円というのもあった。原価は1万円前後だろうに、キャリアさんも大変?

 さすがに32kは早い。実効速度は29.2kbpsではあるが、電界の強い場所なら、28.8kの公衆回線と遜色無いほどのスピードだ。無線でこのスピード・・・・9600bpsしか知らない私にはショックだった・・・。

PALDIO N

 結局、webサーフするならPHS、高速移動中でのメールのやりとりやパソ通なら携帯と、使い分ける私であった。時々電車でwebサーフを試みるも、32kになれちゃうと「やってらんねーぜ」という言葉がつい出てしまう。

 そうそう、PDCとPHSを合体させたものの商品化は見送られたのだろうか。やっぱり便利ではあっても、料金体系が別会社なのは、難しいのだろうか。また、音声系の処理が違うから小型化もすぐにはできないのだろう。最近では、デュアル端末だからといって、100g前後で100cc位に押さえないと、売れないんだろうね。これから、データスコープなどのPDA一体型端末が各社からでるだろうけど、どこまで小型化、軽量化してくれるか楽しみです。

(98.02 記載)

注:こいつらを使ったデータ通信は、モバイルコンピューティングのページを見て下さい。といっても、PowerBookしか使ってないけどね。

つづく・・・