2011年3月21日 大失態による長距離歩行
今日の予定は一路仙台へ…という事だったが
あんな事になってしまった以上僕にはどうする事も出来ない。
予定されてたLIVEは当然延期でもしかたあるまい。ってか現状開催無理。
なんか深夜に函館に停まってたときに起きたような気もするけど
ここでしっかり寝ておきたかったので一度青森へ。
津軽線にのって蟹田まで行き時間潰しのため三厩へ。と思ってたのだがこれが最低の結果に。
燃料不足のため折り返しは2本運休で15時台まで列車ありませんって。
流石に真っ青になった。
世間が大変な時に遊びの事しか考えてなかったから罰が当たったかな。
昨日普通に夕張まで往復できて慎重さが抜けてた。
青森には海峡線の注意以外なんの告知も無かったもん。
15時台の列車では函館に戻れないしそれではここまで来た意味が無い。
時刻表上の営業キロは大体30km弱。
お金が無いからタクシーなんて呼べないので
最悪15時台蟹田の特急に乗れればいいかと歩いて移動する決意をした。
ひたすら長かったな。
青函トンネル入り口への案内板とそこには駐車場もあるのかな?
ということは近くで見学出来るんだ。
今日はそんな時間無いけど何れ来るときがあるのだろうか。
国道と県道が分かれる交差点にこの後蟹田までなかったと思われるコンビニと
長蛇の列だったがガソリンスタンド。
コンビニで道を確認しなければそうとうやばかったかもしれない。
携帯電話持ってないから位置確認できないし。
線路に近づいた所で踏み切りに書いてある路線の距離を確認。
途中にあった道の駅は津軽二股駅(津軽今別駅)じゃないか。
特急が運休してなければここで待ってたかった、というか
すべてがダイヤどおりに動いてれば多分ここで乗り換えてたはず。
ここに停まる列車が今日は運休だということは青森駅で情報得てたからさらに先へ。
ここからが凄く長かった。
羽幌線跡をついこの間見てたから津軽線線路を見てるだけでも十分楽しかったけど。
確かに列車だとトンネルだけど道のりだと山越え。
津軽線と県道分かれてから
自販機は一つも見当たらず。
しかも融雪スプリンクラーが動いててアスファルトびちょびちょ。
ようやく町境の小国峠まで上がるもここには電話BOX位で他何も無し。
下りの方が長く感じた。しかも下ってる途中でカメラのフィルムが動いてないことが判明。
もうここの無駄な努力がさらに無駄に…。
海峡線が見えたあたりでなんと優しい方に声をかけてもらって車に乗せてもらった。
ガソリン不足のこの時期、ヒッチハイクだなんて虫のいいことは考えないし無理だと思ってたのに。
蟹田駅近くまで乗せていってもらえた。ほんとこれには感謝の言葉も見当たらない。
ヒッチハイクなんてしたこと無いから感謝をどういうふうにしたらいいかもわからない。
好意にお金で応えるのは失礼だろうしかといって何を渡せば…。
北海道お土産の余分を渡せばよかったのかな?
でも相手の方もいいよいいよって言うから結局お礼の言葉だけで済ましちゃった。
なんか後から考えれば考えるほどもうちょっとちゃんとお礼しとけばよかったなぁって思う。
まだ僕は人間が出来てないということだ。
そんなわけで随分早く蟹田駅に到着。でも一番いい時間の特急が運休。
近くのコンビニの品揃えはまぁまぁ。時間が空いたのでお土産も買った。
少しでもここに恩返しをしなくては。
最初っから特急に乗ったら普通列車に乗り換えずに函館まで行こうと思ってたけど
実際木古内駅に着く前の車内放送で江差方面は一本出るけど次の函館方面は運休だって。
それも想定外だな。もう江差に行くつもりなんてからっきし無かったけど
江差も前回行ったときは暗かったから明るいときに行きたいとは思ってる。
函館駅は津波の被害受けたという話だったけどとりあえず見た目はそんなに大きな被害なさそうな感じ。
ただ運休列車続出のせいか閑散としてるのも事実。
ほんとだったら函館にはお昼前に戻ってきていろいろまわるつもりだったんだけど
もうそんな時間も無い。
函館駅にてLIVEが終わった後の時間帯でどの列車が動くか確認したら
ちょうどいい時間の列車が運休で終電しかないっぽい感じ。
しかもバスの時間も間に合わなさそうということに今更ながら発覚。
函館に来るなら今夜もはまなすと考えてたけどさすがに会場から函館への移動は無理がある、
そういうわけに行きそうも無いのでフェリーを選択することに。
となると基点が函館ではなく五稜郭駅になるのですぐさま移動。
というか列車が動いてるうちに移動しとかないと何が運休で何が遅延だかわからなくなりそうだから。
五稜郭駅からLIVEHOUSEは遠かった。
本来なら函館からバスなのだが帰りバスに乗れそうもないから
ルートと時間の確認を兼ねて駅から歩いていった。
流石に時間が余りそうなので五稜郭のある公演の端っこまで行ってみた。行ってみただけ。
LIVEHOUSEに着いた時間はまあまあ。
帰りは少し余裕あると思ってたけど特に寄るところも無いのでそのままフェリー乗り場へ。
フェリーに徒歩で乗ったのは僕以外は一人だった。
やっぱりこのご時世旅行なんてする奴はいないのかな。
車の多さは相変わらずだな。
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