埼玉 県北 初等理科教育研究会提案
メダカから始まる
総合的な学習の時間!
提案の3つのキーワードは
1 基調提案の要旨
メダカの入ったペットボトルを子どもに提示する。そして学習のきっかけをつ
くります。そこで「やってみるかい」となげかけてみましょう。1年生から6年生
までとても興味深く取り組むはずです。そこからはいろいろな活動があると思い
ます。
いろいろな活動は1枚のレポートをもって締めくくられます。A4の用紙1枚の
中身はさまざまなものになるでしょう。絵を使ってまとめたり、新聞風にまとめ
たりしてもいいでしょう。教師も子どももこれに取り組み、最後に冊子にまとめる
計画もあります。
スタートはいっしょですがゴールはどうなるかわかりません。入れ物をペット
ボトルからかえたり、メダカから離れたり、地域の川の調査など子供たちの活動の
バリエーションを考えていくことが大切です。しっかりと記録をお願います。
児童の飼育に関する意識と環境に関する態度の調査をSD法を用いて調査します。
あわせてご協力ください。
2 ウエビング技法による興味関心マップの作成
興味関心マップをつくってみました。これをかいたのは初めてですがいろいろな
答えがだされました。参会者によって初めてかかれたマップですが、教師側で考え
る児童の活動として以下のような例が出されました。
教師が考える子ども学習活動例
ふたをしめたくない、ビー玉をいれたい、ペットボトルに絵を書きたい、メダカに名前をつけたい
水の量を変えたい、何匹いれるか、影を作ってあげたい、横にしたい、オスメスがほしい、運動させたい
流れを作ってあげたい ミネラルウオーターをいれてあげたい、水温を調べたい、日光を当てたい、えさを
発生させたい、入れ物をかえたい、いつまでいきられるか 、水質をしらべたい、メダカの家をいれたい
トンネルをつくりたい、メダカをさわりたい どこにうっているのか、メダカはどこにすんでいるのか
うんちはどうなるのか、ほかの魚をかいたい、エアをいれたい、子どもの発想をみとめたい |
3 教材作成
用意されたメダカは500匹、水草、汲み置きの水、砂をそれぞれ持ってきたペット
ボトルに詰め込みました。あっという間に500匹はいなくなりました。
4 協議、指導
3世代生きている事例がある。児童はメダカに名前つけたり、日記をつけたり
している。(k小 a先生)
焦点を絞って、研究させたい。特に命の大切さを忘れてはいけないと思う。
(k市 A先生)
メダカにとっては過酷な環境である。ペットボトルについてはいろいろな要素が
あり非常に難しい。飼育について研究していく必要がある。(k市教育研究所 B先生)
その2へ
ホームページへ