Over Clock Technic - ASUSTeK P2B -
※下記内容によって生じた事故や如何なる障害に対して私は一切責任もちません。
FSB隠し設定
初期マニュアルにない2通りの隠し設定を含めて、CPUバスクロックはジャンパーにより設定します。

FSB 50MHz FSB 66MHz FSB 75MHz FSB 83MHz FSB100MHz FSB103MHz FSB112MHz FSB133MHz
50MHz 66MHz 75MHz 83MHz 100MHz 103MHz 112MHz 133MHz

なんと、このマザーFSB133MHzがPC100 SDRAMを用いなくても動作してしまいました。
SEC製16Mビット10ns品搭載の32MB SDRAMを用い、
3枚挿入の96MBにてCAS 2-2-2T/FASTの最速設定で動作OKでした。

非PC100
SEC SDRAM
MEM設定
BIOS設定


Deschutes(ID 6.5.1のみ)倍率リミッタ解除
デシュートと呼ばれるPentium2 350MHz(SL2S6)、400MHz(SL2S7)には倍率制限が掛かります。
このマザーでは、それぞれ最大x3.5、x4までの倍率しか設定する事ができません。
これでは、CPU耐性に応じた適切な CLOCK UP が望めません。
SLOT1のB21ピンをGNDに落とす事で、最大x5までの倍率設定が可能になります。
私の場合、B21ピンとA22ピンをメッキ線を用い半田付けジャンパーしました。(写真参照)

マザー裏面
マザー裏面
B21=A22
B21=A22

旧(ID 6.5.0)Pentium2 333MHz品には、この様な制限は掛かりません。
無改造で最大x5までの倍率変更が楽しめます。(^^;
最近のPentium2(ID 6.5.2以降)では、倍率変更はできません。
それぞれのCPUクロックに応じた固定倍率となっています。


BXチップセット(North Bridge)
FSB133MHzの安定度を増すためにもチップセットのさらなる冷却は必要でしょう。
マザーに最初からついているヒートシンク(写真左)はバネ圧によるはめ込み式で簡単に外れます。
私はSANYOファンMC-41を装着しました。熱伝導両面シール付で簡単に貼り付けられます。
このファンは、5V専用で回転音もまあまあ静かです。

ヒートシンク&ファン
ヒートシンク
ファン装着
ファン装着
BX冷却完了
BX冷却完了

CPU温度管理
AGPバスの左側にJTCPUと書かれたジャンパーピンがあります。
ここに現在、市販されている5インチベイ内臓型温度センサー(SI-CS002)のケーブルを接続すると
BIOS(CPU Temperature)やASUS PC Probe からCPU温度の監視が可能になります。

JTCPUピン
JTCPU
センサーユニット&ケーブル
付属センサー
BIOS表示
BIOS表示

CPU冷却
空冷ファンでは、一般的なDRACO-I(初期型)です。
私のPCケースは吸気型電源で10cm角の特大ファンが付いています。
かなりの風量があり、CPUに向けて吹きつけています。(写真右)
吸気風もCOOLで、補助クーラー代わりになっているようです。

冷却ファン
冷却ファン
吸風位置関係
吸風位置関係

Vcore変更
今ではお手軽なCPU端子マスキング(A119〜A121,B119,B120)が主流でしょう。
5インチベイ内臓型温度センサー付属の耐熱樹脂テープを用い、狙いのCPU端子をマスキングします。
このマザーではCPU規定電圧から±0.1V以上外れるとerrorとなり、起動できません。
BIOSにてVoltage Monitor のVcore設定を Ignore にする事で回避できます。

センサーユニット
温度センサー
耐熱テープ
耐熱テープ
1.8Vマスキング
1.8Vマスキング
1.8V測定
1.8V測定
BIOS設定
BIOS設定

V/IO変更
このマザーは最初から3.5Vでやや渇入れ状態です。(私の場合、実測3.52Vでした)
貧弱なCPUコアや非PC100メモリ等をOverclockするには適正値ではないかと勝手に判断してます。
実際、3.3Vに落としてみましたがFSB133MHzが立上がらなくなるのを確認しました。
従って、これ以上渇入れする目的はPentium2のL2(2次キャシュ)が対象と思われます。

私は以前、初期ロットPentium2 333MHzを使用しており、450MHz起動に挑戦したのですが
Vcoreアップでコア性能は追いつくもののL2が駄目でL2ONにて起動できませんでした。
そこでV/IOに3.9V与える事で見事起動に成功、1ヶ月程度常用した経験があります。
L2への渇入れは3.8〜4.0Vに最適値があると思われ、それ以下では殆ど効果なしでした。

HIP6019CB 電圧制御LSI: HIP6019CB

CLOCK UPの要となる電圧制御を担当するHIP6019CB(写真中央)です。
ちなみにVcoreも3〜7ピンを足上げする事で変更可能になります。
V/IOはHIP左脇にあるR27の抵抗値を変更する事で可能です。
ノーマル時R27は3kΩ(チップは4.7kΩ)ですが2.7k(4kΩ)にできればV/IO 3.9V程度になります。
ずばりヒントを差し上げましたので、あとは皆さんで解析するなりして最適値を導き出して下さい。
また、ビギナーの方は手を出さない方が賢明です。ランド剥離やショートさせたら取り返しがつきません。

以上の実施内容ですがM/Bロット・Revision 違いにより異なる場合があります。(^^;
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