うる星やつら TV Episode

ここは、第26話から第30話までです!

第26話 「地獄のフルコース」

脚本:星山博之/絵コンテ・演出:小島多美子/作画監督:野部駿夫/美術監督:中村光毅、今村立夫
昭和57年1月20日放送

 そこはハワイのホテルのプールサイド。あらゆる男性の目を奪うサクラがいる。いったいその秘訣は・・・しのぶらが聞いてみると、「ビューティフーズ」という胃の中で3倍に膨れるという薬の効果だという。そこへ昼食を誘いにあたる達がやってくる。

 ホテルの庭では、食べ放題バイキングの呼び込みが・・・全部食べられれば、料金は無料という。しかしまだ一人も成功者はいないという。マネージャの言葉に挑戦をするあたる、そしてチェリー、さくらも参加することに。しかし、サクラは先程ビューティフーズを飲んでいたのに・・・・

 次々に皿の料理を食いつくす三人。ホテルのマネージャは、油ぎとぎと料理攻撃に転じる。まずあたるが意識不明のリタイア。そしてチェリーまでもが戦線を離脱する。何の変化も現れないサクラ。コック長は「これだけは、やりたくなかった」と、ビューティフーズを一粒料理に・・・。しかし、サクラは何の変化もなく「ここへ来る前にも、ビューティフーズを飲んできたのじゃ」とけろり。

 満を持して、コック長は七面鳥の丸焼き、ブタの丸焼き、さらには牛の丸焼きを行うが、サクラはペロリ・・・・・ついにマネージャは敗北を認めることになる。

 夕方ホテルに戻ったあたる達。そこへメガネ達が夕食の誘いにやってくる。食い物の話はいやがるあたる。食べたい物の希望を述べるサクラ。サクラさんていったい・・・・

第27話 「面堂はトラブルとともに!」

脚本:山本 優/絵コンテ・演出:押井 守/作画監督:遠藤麻未/美術監督:中村光毅、今村立夫
昭和57年1月27日放送


 「終太郎、今日から新しい学校へいくんじゃよな」と会話をかわすは面堂終太郎とそのじいさん。所は重爆撃機の中、友引町の空の上・・・・

 下ではしのぶが机を投げていた。相変わらずあたるにからむラム。そこへ空から面堂が舞い降りる。初日から遅刻しては面堂家の恥なので、重爆撃機での登校だったらしい・・しかし、早速女生徒に自分を売り込む面堂であった。手の早さはあたるに充分対抗できる。

 おもむろに始まるホームルーム。議題はクラス委員の選出だ。早速立候補する面堂。公約は遅刻者の取り締まり、早退のチェック、ずる休みの追求と、男子生徒のみを対象とした・・・すかさず対立候補を出すメガネ達、それはあたるであった。

 開票の結果、得票は同数。面堂式決闘が行われることになった。相手のリンゴめがけて大筒を発射するのだ。撃ち合いがはじまるが、追いつめられるあたる。そこへラムがやってくる。あたるの危機にラムの電撃が炸裂する。うやむやのうちにあたるの勝利に。面堂家の恥と白装束に身を包む面堂であった。

第28話 「星座はめぐる」

脚本:山本 優/絵コンテ・演出:こはなわ ためお/作画監督:谷田部雄次/美術監督:中村光毅、今村立夫
昭和57年1月27日放送

 そこはラムのUFO、ラムは怪しげなパチンコ・・ではなく相性占いを行っていた。しかし結果は・・なんと面堂であった。

 あたるのいる友引高校、そこでも星占いの話で盛り上がっていた。誰が面堂と一番の相性なのか。そこへラムがやってくる。怪しげなホロスコープであたると面堂、どちらが相性が良いか計ろうと言うのだ。早速二人を小さくし、ホロスコープに放り込む。早速、乙女座にちょっかいを出すあたるにラムも侵入。

 おひつじ、おうし、ふたご座と占いは進む。そして最後の審判、天秤座、そこで何と両者はつりあうのだった。あたると面堂のレベルは同じ・・・・

 要はラムの気持ち次第・・・かくてあたるとラムはめでたく、くっつき合うのだった。

第29話 「せつぶん大戦争」

脚本:小山高男/絵コンテ・演出:早川啓二/作画監督:野部駿夫/美術監督:中村光毅、今村立夫
昭和57年2月3日放送

 あたるが家に帰ると、玄関にはチェリーがいた・・・。あたるとのお別れに来たという。喜ぶあたる。今夜はスキヤキだぁ!!

 と、二階へ上がると、そこにはラムがいつもと違う格好で待ちかまえていた。いつのまにかUFOへ乗せられる。何とラムの星の節分に参加しろと言うのだ。

 鬼組対福の神組、その対決を前にビビリまくるあたる。何とか逃げ出そうとするがそうもいかない。そのうち決闘が始まった。と、それはなんと紅白玉入。早速福の神組をしきる弁天に目が行くあたる。

 いつものすばやさで、早速あたるは弁天を口説きだした。しかし、紅白玉入の玉は実は爆弾で、負けた方が爆発する仕組みになっているとわかるや、あたるは両者を言ったり来たり・・・そこへレイも乱入し、勝負は・・・・・


 物語は単なる玉入合戦なのですが、ここで、弁天も登場し、三人組がそろいましたね。

第30話 「弁天軍団リターンマッチ」

脚本:小山高男/絵コンテ・演出:早川啓二/作画監督:遠藤麻未/美術監督:中村光毅、今村立夫
昭和57年2月3日放送

 しのぶと待ち合わせるハードボイルドのあたる・・・、そう今日は地球の節分であった。ラム達鬼に豆をお見舞いしようと言うのだ。

 しかし、家には入るやすぐにラムの返り討ちに合う。逃げるあたるのと頃へ弁天が登場する。早速弁天にくっつくあたるに浴びせた電撃が、弁天にまで移ったことから事は始まった。弁天軍団対ラム達鬼のリターンマッチだ。

 商店街で鬼達に注意を呼びかけるラム、しかし、中身は人間だ・・・鬼はラムとテンしかいない。テンの火だるま攻撃で、なんとかその場をしのぐが一時撤退を余儀なくされる。

 その頃弁天もマザーシップを呼び寄せるが、他の神にお灸を据えられて、リターンマッチは終了に。ラムにあたるを返す。

 ラムはこのままでは終わらないと言わんばかりに「最後に笑うのはうちだっちゃ!」と。それは地球を使ったラムの精いっぱいの反撃だった・・・かな?


ま、お友達とケンカするのも程々に・・ということでしょうか^^)

written by Bird68K