うる星やつら TV Episode

ここは、第21話から第25話までです!

第21話/第22話 「あたる源氏平安京にゆく (前編)(後編)」

脚本:金子修介/絵コンテ・演出:小島多美子/作画監督:野部駿夫/美術監督:中村光毅、今村立夫
昭和57年1月7日放送

 そこはあたる家のカルタ取りの場、突如近々登場予定の面倒が床から現れる・・・は、おいといて、新春特別企画だそうだ。

 時は平安時代、所は平安京。あわおどりの真っ最中。そこへ一隻の宇宙船がやってきて子供を連れ去ってしまう。この事件は続き、次々と男の子がさらわれた。そこで結成されたのが平安防衛軍である。

 平安時代のあたるを探しに来たラムとテン。あたる即ちあたるの源氏といえば、しのぶの局へ襲いかかっていた。そのあたる源氏を吸い上げるラム。あたる源氏はラムにまでも迫ってゆく。

 そのころ地上では、平安防衛軍が人質の返還を要求していた。そこへ別のUFOが突っ込んできたからたまらない。ついにラムのUFOを飲み込んでしまった。そのUFOの中は・・・・23世紀から来たオニだった・・・。何と昔オニを苦しめた桃太郎を捜しに来たのだという。それで子供をさらっていたのだ。

 桃太郎を要求するオニ、ラムを子供達を返す代わりに桃太郎を差し出すように要求した。その時代の桃太郎・・・・なんと、桃太郎は超エリートのインテリだった。オニと勝負するが、簡単に勝負は決する。

 かくて平安京はオニ達が占領することとなった。あたるの源氏はオニ達に取り入って大臣になっていた。権力に弱いあたる・・・・。ラムはオニ達に23世紀に戻って貰おうと企む。テンに簡単な爆弾をUFOにしかけるよう指示した。

 その頃、酒に溺れたオニ達を平安防衛軍の矢の攻撃が開始されていた。UFO(流星号というようだ)を呼び戻すオニ達。UFOはすぐにやってきた。ところで、テンはと言うと・・・捕まっていた。爆弾をUFOに落としたまま・・。

 時間になり、時限爆弾が爆発する。ちょっとのはずが・・・・・大爆発であった。その影響で20世紀と平安時代はごっちゃになってしまった・・・とさ。


 お正月特集として放映された、本編の番外編ですね。

第23話 「恋のバトルロイヤル」

脚本:小山高男/絵コンテ・演出:早川啓二/作画監督:遠藤麻未/美術監督:中村光毅、今村立夫
昭和57年1月13日放送


 あたるの部屋でロックンロールを聴きまくるラム。地球の住宅は狭かった・・・・

 と、そんなところへサクラがやってくる。ディスコへ行こうと言うのだった。しかし、あたるだけでなく、そこにはメガネら4人としのぶもいた。

 突然、電柱の影から妙な男が・・・・タイミングを外して出てくる。この男、サクラの恋人ツバメであった。なんとディスコに行くのはツバメのためだったのだ。

 ディスコに行くとチェリーがいた。ツバメの能力を試すためだった。早速悪魔を呼び出そうとするツバメ。しかし、出てきたのはサンタ・・・次は熊・・・そして何を考えているのかレイを呼び出してしまった。

 レイはラムを、あたるはサクラを、ツバメはサクラを守ろうとして、もういつもの大騒ぎ、チェリーは「ツバメよ、修行し直してこい・・・」の一言。そんなツバメがやっとの思いで物の怪を出すが、時すでに遅く・・・・・・かわいそうなツバメであった。

第24話 「父よあなたは強かった」

脚本:小山高男/絵コンテ・演出:高橋資祐/作画監督:遠藤麻未/美術監督:中村光毅、今村立夫
昭和57年1月13日放送

 今日もあたるのことでケンカをするあたるの父と母。当のあたるにその自覚は全くない・・・。その様子をモニターしていたクラマはある決意をする。

 ラムが地球に戻ると、あたるはカラス天狗に連れ去られた後だった。早速クラマの所へ向かうラム。カラス天狗を捕まえてあたるの所在を聞き出した。

 なんと、クラマの理想の男性に弟子入りさせるというのだ。それは牛若丸・・・クラマの父であった。

 牛若に弟子入りするあたる。そこへラムとテンが到着した。ラムの一張羅をみて飛び上がる牛若・・女人の裸同然のスタイルには慣れていなかったのだ。これはいかんとあたる・・早速牛若に女人講座を開始する。しかし、クラマは「なにやっとんじゃ」とあたるを牛若から離すが・・・あたるは、明日は京の都見物にいくんじゃと張り切っていた。

 次の日、京に女見物に行く二人。しかし、京の都は、ブスばかりだった。その夜、弁慶をけしかけて牛若を消そうとするラム。しかし、間一髪でクラマが手をさしのべる。その後は弁慶と牛若の一騎打ちが続くが・・・牛若が女人でないことを知った弁慶は事情を説明する。事を察した牛若は、弁慶と共に平家打倒に燃えるのだった。共感を覚えるあたる・・・。

 現代にかえったあたるは、早速女人千人切りを始めるのだった・・・

第25話 「ハワイアン水着ドロボウ」

脚本:星山博之/絵コンテ・演出:原田益次/作画監督:谷田部雄次/美術監督:中村光毅、今村立夫
昭和57年1月20日放送

 そこは常夏の島ハワイ、あたる達はラムの福引きのおかげでハワイへやってきていた。こそは美人と野菜のいる浜辺・・・(はあたるの視野)いつものように金髪ねえちゃんをハントするあたるであった。ふと知った声が、なんとサクラもハワイに来ていたのだ、そしてチェリーも大波と共に現れた。無邪気に遊ぶあたる達であった。

 その夜、チャンスとばかりに女子達の水着を盗もうと企むあたる達、しかし、メガネやパーマ、チビ、カクガリと我先にと争い、それどころではない。結局はチェリーの監視でそれどころではなくなってしまった。

 しかし、女子の部屋を覗く影が一つ・・・しのぶが気づくが、その時には影も形もなくなっていた。

 次の日、女子の水着が盗まれていた。まずあたるが、そしてメガネ、さらには男子全員が疑いの的となるが、荷物からはかんじんの水着が出てこない。そんななかチェリーらしき物体が海を渡る姿が目撃された。

 チェリーはいやしくも聖職者じゃ!と否定するサクラ。海に泳ぎに出る・・・しかし、そこで見たものは・・・・チェリーであった。

 ボートで追うサクラを始めとするあたる達。ついに岩場の洞窟に入るチェリーを目撃した。洞窟の中は水着が氾濫している。岩場の影にいるチェリーにみんなでとりかかる・・・。そこへなんと二本足で立つチェリーが・・・・、そう岩場のチェリーは足が8本だった・・・・しかし、良く似て・・・


written by Bird68K