うる星やつら TV Episode

ここは、第126話から第128話までです!

第126話 「燃えよラン怒りのビデオメール」

脚本:伊藤和典・他/絵コンテ・演出:上村 修・他/作画監督:古瀬 登・他/美術監督:新井寅雄・他
昭和59年3月7日放送

 この回は、TV再編集の物語です。

 ワイングラスを見つめるラン。ふと溜息が漏れる・・・。ベッドに入り、目を閉じれば、昔ラムと遊んだ思い出がよみがえる。そしてレイを取られたことも・・・。ラムと一緒にいるレイ・・・。

 翌朝、ビデオメールがランに届いていた。それはランが子供の頃、ラムと一緒に過ごしたビデオ。ラムと一緒に遊んで母に怒られるラン。ダーツで遊んでいて母に怒られるラン、ひどいわ河原で賭で負けるラン、ラムのおねしょで怒られるラン・・・。このビデオメールはいったい・・・。

 そしてまた新たなビデオメールが届いていた。地球で初めてラムにあったときのこと。懐かしい思い出話に花を咲かせていたが、やがてレイの話になり・・・・。そう、ランはラムに復讐に来たのだと。保健室であたるの若さを吸い取ろうとするラン。しかし、あの時はチェリーの薬のおかげで、あたるはうやむやのうちに難を逃れてしまったのだった。そして、コピー銃を使ってのデート。しかし、それもうまくはいかなかった・・・。

 ラムへの復讐を果たすため、ランは地球へやってきた。そしてその心を忘れないためにも、自分でビデオを作り、ビデオメールを自分宛に送るランだった。今日もランは「みとれよ、ラム!!わいは、まけんど!!」と気合いを入れるランだった。


  こんなに恨みがあったのか、ここまでくると関心もの?
 この恨みいつまでも....


第127話 「わが青春のサクラさん!」

脚本:伊藤和典・他/絵コンテ・演出:押井 守・他/作画監督:野部駿夫・他/美術監督:新井寅雄・他
昭和59年3月14日放送

 この回もTV再編集ですね。

 あたるのナレーションで始まる今回の物語・・・。それはあたるがラムから逃亡生活を送っていたその時、彼女に出会った。彼女は病弱な巫女、サクラだった。その職業意識のためあたるの付き物を落としてやろうとしていたのだ。御祓いを始めるサクラであったが・・・・自分の病魔がすべてあたるに取り付いて元気になるサクラだった。

 しかし、あたるに対するサクラの態度は冷たい。その冷たさ故、サクラに惹かれる男子生徒は多い。いや、妖怪さえもが。そんなサクラだが、女の子や子供には優しい。

 サクラにも恋人がいた。西洋帰りのつばめだった。しかし、二人にとって問題なのは、チェリーの存在であっただろう。突発性爆発体質の神出鬼没の老人。そかし、それ以外にも過激な幼児、テンの存在もあった。母性本能へダイレクトにアプローチするこいつは強い。

 サクラの唯一の救いは、チェリーを心の中で人間と思っていないことかも知れない。しかし、その艶やかな巫女姿、その笑顔、みんな愛している。弁天様やおゆきさんや世界の女の子と同じに愛するあたるであった・・・・とさ。


  私の青春サクラさん。

第128話 「スクランブル!ラムを奪回せよ!!」

脚本:伊藤和典/絵コンテ・演出:上村 修/作画監督:古瀬 登/美術監督:新井寅雄
昭和59年3月21日放送

 「ダーリンのばかぁ!」ラムの叫びが友引町に響く。ラムは怒ってUFOに帰ってしまった。あとには電撃をうけたあたると、あおりを食らったテン。

 UFOでは、あたるがなぜ・・・と思い悩んでいた。やっぱり地球の女の子の方が・・。考えても仕方ないので寝ようとする時に、アラームが点滅する。考えるのも面倒と明日にするラムだった。

 了子らと共に茶をたてる面堂の耳に一報が入る。未確認飛行物体が接近中だという。そして墜落・・・。それはなんとラムのUFOだった。中にいたラムは生きているようだ。すぐさまメディカルセンターに運ばれた。

 その頃あたるは自分の部屋でラムの帰りを待っていた。そこへテンが舞い戻ってくる。テンは自分もラムのUFOに行くといって出ていったのだが。テンはラムのUFOがないと叫んだ。自分に黙って帰るわけもないしと困惑のテン。あたるは通信機で連絡取れないかためすが、通信機に出てきたのは黒子だった。なぜ?ラムは面堂邸にいるのか??

 面堂邸の医務室でラムは意識を取り戻した。しかし、なんと記憶が無くなっているのだった。ショックを受ける面堂だったが・・・。

 次の日、学校ではラムの欠席についてメガネ達があたるに攻め入っている。そんな中、面堂が早退。それを呼び止めるあたる。メガネは不審に思い、チビを偵察にやるが、あたる達に追い返されるチビだった。

 あたるは面堂にラムを返せと詰め寄る。しかし面堂はラムはそれを望んでいないと反論する。どうしてもというなら、面堂私設軍隊を倒してラムに確認して見ろと面堂はいう。ラムが望まないうちは、絶対にあわせないと言い切る面堂だった。

 その頃校内ではテンがあたるとラムはもう終わりだといい回っている。それを黙っているメガネではない。あたるを時計台に呼び出し、面堂の手からラムを奪還しようとあたるに持ちかける。その場では断るあたるだった。

 その夜、ラムを思い夜空を眺めるあたる。時を同じくしてラムも星を見つめていた。でも何も思い出せないラム。僕がついているからと慰める面堂だった。

 夜12時、メガネは意を決して面堂邸へ向かう。そして、パーマ、カクガリ、チビが合流する。そして面堂邸正面、そこにはあたるもいたのだ。めざすは面堂邸、ラムを奪還するため、いま戦いが始まる・・・・。

To Be Continued....


  ラムやぁーい!

written by PowerBird