うる星やつら TV Episode

ここは、第11話から第15話までです!

第11話 「恋の三角ブラックホール」

脚本:小山高男/絵コンテ・演出:原田益次/作画監督:谷田部雄次/美術監督:中村光毅、今村立夫
昭和56年11月25日放送

 今日もこりずにしのぶの家へ電話するあたる。それをラムへ報告するテン。じゃまをするラム。平和な日が過ぎてゆく・・・

 あたるは、何とかラムとテンをUFOへ追い返すことに成功し、しのぶへ電話する。しかし、電話にはラムの声が。ラムはUFOから二人を妨害していた。

 その頃ニュースでは、あたるの家の近くの飛行機失踪事故を報じる。何とあたる、しのぶ、ラムの三角領域がブラックホールになっているというのだ。それでもあたるはしのぶの家へ電話をしようと奔走する。

 ついにラムの怒りが頂点に達し、UFOごと街に突っ込む。混乱の中あたるが抱きしめたのは・・・・・

 「さだめじゃ・・」

第12話 「ホレホレ小悪魔だっきゃ!」

脚本:星山博之/絵コンテ・演出:早川啓二/作画監督:野部駿夫/美術監督:中村光毅、今村立夫
昭和56年11月25日放送

 今日も不幸のあたる・・・あたるの頭にタイヤがぶちあたる・・・

 その夜、昼間出来たコブにうなされたあたるは、合わせ鏡でその具合を見ていた。すると、突然鏡からへんな物体が飛び出してきた。あたるの部屋の押入で寝ていたラムを見るなり「きれいだぎゃー、このみだぎゃー」と抱きつく始末。ラムはUFOへ避難する。

 これをよしとしたあたる、その物体を部屋におくことに。次の朝、その物体は、あたるのははにまで同じ言葉、そこへ尋ねてきたしのぶにさえも。その物体は、合わせ鏡によって出現した(女好きの)悪魔だった。そこへラムが舞い戻る。

 外へほうり出されたあたるとあたるの父は、この状況を打開すべくチェリーに悪魔の排除を要請する。チェリーは居間に合わせ鏡の間を作り、悪魔払いを始める。はたして成功するのか・・・・・

 結果は・・・部屋中悪魔だらけになりましたとさ。めでたし、めでたし。

第13話 「電撃ショックがこわい!」

脚本:中原 朗/絵コンテ・演出:遠藤麻未/作画監督:野部駿夫/美術監督:中村光毅、今村立夫
昭和56年12月2日放送

 それはいつもと変わらぬ友引町、今日もあたるの雄叫びが響きわたっていた。

 いつものように電撃を受けるあたる。なんとか逃げ延びたあたるは、チェリーに相談する。しかし、ここにもラムは追ってきていた。

 家に帰ったあたるに、めがねが尋ねてきた。チェリーからの箱を携えて。中にはリボンが入っていた。さっそくラムに付けてやるあたる。実はそのリボンは超能力を封じるりぼんだったのだ。何も知らずに喜ぶラム。散歩に出かけるが、空も飛べず、電撃も発せず、だんだん落ち込んでゆく。夕日を指さし、ラムを励ますあたる。その二人をしのぶが見ていた。

 リボンを取ろうとするしのぶを止めるあたる。結果としてラムを助けることになり、しのぶの誤解はますます深まるばかりであった。

 その夜、あたるとラムはあたるの部屋で過ごすことになる。ラムは、空を飛べないからUFOに帰れないと言うのだ。布団を敷くラム。「いっしょにねるっちゃ」「うちは一生離れないっちゃ」という言葉に、あたるはラムのリボンを取ろうとして、大騒ぎになる。そこへ、あたるがラムを襲っていると勘違いしたメガネとチビが乱入する。

 騒ぎの中、チェリーの箱がぽとり・・中から手紙が。全てを知ったラムは、今夜は特大の電撃をあたるに浴びせ続けるのだった・・・・

第14話 「念力ウラミのあやつり人形」

脚本:小山高男/絵コンテ・演出:小島多美子/作画監督:野部駿夫/美術監督:中村光毅、今村立夫
昭和56年12月2日放送

 それはめずらしく平和な諸星家の夕食後に起きた。突如あたるが自分の意志に反した動きをとる・・・二階に戻るとラムとテンが何やら・・・。その隠した物をラムからとりあげるあたる。それはあたるそっくりの人形であった。なんと人形に合わせて人間が動く。ラムの星で流行っていたという(今は欲求不満のおばさんしかやらんらしい)「念動力ゲーム」というものらしい。

 何を思いついたのか、あたるはチェリーの人形を作り始める。それをどついて遊ぶあたる。しかし、人形には本人の髪の毛を入れなければならないのだ。チェリーには髪がない。そこであたるは友引町の街人の人形をラムの協力で作る。最後、しのぶの人形に入れる髪の毛を取りに行くところで騒ぎは始まった。

 あたるはラムを追った。そのころしのぶは入浴中であった。外で騒ぎ始めるラムとあたる。

 その頃あたるの部屋では、どろぼうと勘違いした父母が乱入する。そこにいたのは猫であたるの人形をくわえていってしまった。後に残ったのは人形とあたるの父母。

 あたるたちはまだケンカをしていた。突然あたるがしのぶの風呂場へ乱入。猫がくわえていった人形をチェリーが投げつけたのだ。驚くしのぶ。そしてあたるは再び空の彼方へ。

 一方友引町では異変が起きていた。みんなが勝手な行動をとり始める。あたるの父母が遊び始めたのだ。そこはもう、プロレスやら相撲やら・・・・・

第15話 「おし入れの向こうは海王星」

脚本:雨宮雄児/絵コンテ・演出:押井 守/作画監督:野部駿夫/美術監督:中村光毅、今村立夫
昭和56年12月9日放送

 それは寒い冬の日、あたるは風邪で寝込んでいた。両親は旅行、ラムは友人宅へ行っており、そこにはテンと看病に来たしのぶだけであった。そのしのぶにあたるは襲いかかる・・・そこへめがねら4人が尋ねてきた。

 突然あたるの部屋を寒気が襲う。押入からだ。メガネが押入を開くと・・・・なんと雪が溢れだした。そして「こっちへ」という怪しい雪女の声が。転がり込むあたる達。

 なんとトンネルの向こうは海王星であった。そこにたたずむ雪女こそラムの友人おユキであった。海王星のユキ捨て場があたるの部屋に通じていたのだ。さっそく雪かきをさせられるメガネら4人。あたるはしのぶとラムから逃れておユキの寝室にいた。おユキを押し倒すあたる。そこへペットのB坊が乱入したから事態はまたまた大混乱に。

 あたるとB坊はユキ捨て場の異次元トンネルへ入り込む。友引町にもどったB坊とあたるの運命はいかに・・・・


 さあ、おユキさんもついに登場。弁天はまだかな・・・?


written by Bird68K