機動警察パトレイバー
TV Episode

このページでは、第11話から第20話まで紹介します。


 第11話「イブの戦慄」

脚本:伊藤和典/絵コンテ:吉永尚之/演出:元永慶太郎/作画監督:高見明男/GUEST:レイ・クランシー:小沢寿美恵 他

 イブの晩、戦場と化した東京テレポートシティ。強力なビーム兵器を持つファントムを前に窮地に追い込まれた第二小隊。一方松井と進士は基地の街・立川で香貫花の祖母レイを見つける。
 それぞれの想いが交差する中で戦うファントムとアルフォンス。全てを飲み込むかのように東京に雪が舞い降りる・・・・。
 


 第12話「太田 惑いの午後」

脚本:横手美智子/絵コンテ:吉永尚之/演出:浦田保則/作画監督:西村誠芳/GUEST:綾乃:島本須美、母親:さとうあい

 あの太田に見合いの話が!おまけに相手は美人のお嬢様。この異様な事態にこれまた異様な盛り上がりを見せる第二小隊と整備班の面々。みんなのアドバイスが実ったのか、世間は冬でも太田の心は春爛漫、のハズだったが・・・。

 やはり日頃の行いがものをいう・・・



 第13話「殿下 お手柔らかに」

脚本:木村直人/絵コンテ・演出:青木康直/作画監督:戸部敦夫/GUEST:ウル王子:日高のり子

 砂漠の国からやってきた若きプリンス・ウル殿下。外交は身代わりにまかせて、本物は何と第二小隊に。心からレイバーが好き!と言う殿下と、野明はすぐさま意気投合するが、そのぶっとんだ操縦法には不安の色は隠せない。そんな折、身代わりの従兄弟が暗殺者の操縦するブロッケンに狙われる。

 王家と庶民の差がとっても楽しめます。


 第14話「あんたの勝ち!」

脚本:押井 守/絵コンテ:高野 太/演出:西山明樹彦/作画監督:井口忠一/GUEST:主審:染田清之、斉藤:菅原正志

 柔道大会で遊馬と太田がけがをしたため、急遽香貫花の指揮下に入ることになった野明。事件は何とか処理したものの、香貫花の指揮を無視したために被害を広げてしまう。その結果、ますます険悪ムードになる野明と香貫花。そんなときにはパーッと飲んで相互理解ってなわけで隊長のおごりで屋台へくりだす第二小隊であったが・・・

 このとき野明が酒にめっぽう強いことが・・・、香貫花も結構・・・かわいそうな後藤さんの財布・・・


 第15話「歌を唄ったクジラ」

脚本:横手美智子/絵コンテ・演出:高松信司/作画監督:高見明男/GUEST:キャスター:西村知道、広瀬正志

 東京湾に一頭のザトウクジラが迷い込んだ。盛り上がる世論対応するように、政府はクジラ救出作戦に乗り出すのだが、ひろみのアイデアもうまくいかないまま作戦本部は解散してしまう。しかし、再び世論が盛り上がるや、失敗を予想した上で第二小隊にすべてを一任してしまう。「目にモノ見せてやる!」と意気上がる第二小隊だが・・・。

 ひろみちゃんの熱血がみれる!



 第16話「小隊 海を渡る」

脚本:高橋哲子/絵コンテ:栗山美秀/演出:元永慶太郎/作画監督:高木弘樹/GUEST:サトル:淵崎ゆり子、木山先輩:小林優子

 雪祭りの準備に追われる札幌に、第二小隊が派遣された。名目は「札幌雪祭りにおける特車二課の氷像設営協力」。けれど本当の目的は、どうも他にあるらしい。東京からのしのぶからの連絡によれば、環境テロリストから雪祭り会場をターゲットにした犯行予告があり、レイバーも二機盗まれているという。いったい雪祭り会場で何が起こるのか?犯行予告文中の「Lにきおつけろ」と言う言葉は何を意味しているのか?

 今回は、野明がたくさん登場。野明とサトルの二人も必見。



 第17話「目標は後藤隊長」

脚本:横手美智子/絵コンテ:菊池一仁/演出:浦田保則/作画監督:西村誠芳/GUEST:福島:小川真司

 後藤隊長−その過去はもちろん、現在の実像でさえ明らかにされていない謎の男。そんな後藤隊長の元に、ある日カミソリ入りの手紙が匿名で届きその日を境に彼の身の回りに、さまざまな嫌がらせやハプニングが続発するようになる。そしてそれに伴い後藤隊長の日常生活の様子も少しづつ変わってくる。そんな隊長の変化に敏感に反応したレイバー隊員たちは、それまでまったく知ることの無かった後藤隊長の”人となり”に興味を持ち始める。マラソンや、剣道でその実力を試そうとしたり、聞き込みで情報を収集しようとする。が、いつも一枚上手の後藤隊長に難なくかわされ、なかなか手がかりがつかめない。

 そうこうしている間に、嫌がらせの方はどんどんエスカレートして、後藤隊長のみならず、第二小隊へもその被害が及ぶようになる。犯人は誰なのか?地球防衛軍なのか?

 カミソリ後藤を怒らせると・・・



 第18話「スキスキ野明先輩」

脚本:有栖ひばり/絵コンテ:加瀬充子/演出:青木康直/作画監督:戸部敦夫/GUEST:張:緒方賢一、加奈:かないみか

 妹にしたいタレント No.1の国民的アイドル、松本加奈が第二小隊に一週間の期限付きで入隊してきた。「レイバー安全の日」に本庁を挙げて行う盛大なパレードで、イングラムに搭乗して列の先頭を行進する、その訓練のためだ。早速、野明が加奈の教育係に任命される。訓練の初日、加奈はアルフォンスに乗り込み入隊式を行ったが、誤って転倒し、機体を傷つけてしまう。野明になつき、以来熱心に訓練に励むようになる。
 そんなある日、トレーニング中の加奈がイングラムを手に入れようとする”死の商人”に誘拐されてしまう・・・。と、思いきやナントむこうのミスで間違って野明が誘拐されてしまう。第二小隊のメンバーは、隊長にも内緒で”野明救出作戦”に踏み切る。

 しかし、おいしいところをさらってゆく隊長なのであった・・・


 第19話「ジオフロントの影」

脚本:いずぶちゆたか/絵コンテ:滝沢敏文/演出:元永慶太郎/作画監督:井口忠一/GUEST:神主:玄田哲章、加藤:菅原正志

 東京都の大深度地下に建設中の巨大な地下都市ネットワーク「東京ジオシティ」。ある日、そのメイン工区で爆破テロが発生し第二小隊に出動命令が出る。「東京ジオシティ」は、掘った土砂を地下の海底トンネルで東京湾の一角に運び出し、その土で新たに人工島をつくる「バビロンプロジェクト」の一環。よって犯人の目的も「ジオシティ」の中枢部を爆破することに止まらず、それにより「バビロンプロジェクト」にさらに大きなダメージを与えることだったのだ。
 地下という環境上、第二小隊は野明のアルフォンスと香貫花の二号機だけで犯人を追うことになり、二人は地下に降りてゆく。そして犯人が仕掛けたと思われる爆弾を発見し、これを解除するが犯人の姿は一向に見あたらない。やがて二人は犯人の逃走経路を追って更に奥の大鍾乳洞へと進んでいくが・・・・そこにはテロリストではなく、謎の生き物が・・・

 ひさびさに緊張感を味わえる大作のできあがりとなっています。野明と香貫花の活躍に拍手!



 第20話「黒い胎動」

脚本:伊藤和典/絵コンテ:加瀬充子/演出:西山明樹彦/作画監督:高見明男/GUEST:黒崎:土師孝也 他

 大島で行われている陸上自衛隊のレイバー模擬戦闘演習に警備会社のHSS社が体験入隊と称し、レイバー持ち込みで参加する。が、実はそのレイバーは、以前第一小隊に導入が決まりかけていたトヨハタオートのSRX-70の市販型であった。そんなとき突然謎のレイバーが演習中のレイバーを襲う事件が起きる。しかもその謎のレイバーは、以前第二小隊が東京テレポートで葬ったはずのファントムだったのだ。なぜあのファントムがここに!?また、黒崎という男は、この事件とどんな関係があるのか?大島で第二小隊を待ち受けているものは?

 大島もの前編である。野明と遊馬のけんかのおかげで話がどんどんこじれて・・・