7 学習指導V 第1次(4、5、6時間目)伝える 聞く 話し合う(発表会)
(1) 学習目標 
  色々な種類のメディアがあること、メディアによって情報の内容が違うことを、発表できる。(知識理解)
  身の回りにあるメディアの種類や特性を生かして、目的に応じて使い分けていこうという気持ちを持つ。
                                        (関心意欲態度)
(2)情報教育の目標
  集めた情報を、目的に応じてメディアを選択し、相手に伝わるように工夫して発表する。(情報活用の実践力)
  メディアの情報の違いや使い方の違いから、情報手段の特性を理解する。(情報の科学的な理解)
  情報源などを調べて判断する大切さを知り責任ある情報内容にしようとする態度を養う。(情報社会に参画する態度)




 
    教科の目標
情報教育の目標
 情意      思考      技能      認知
関心・意欲・態度 社会的な思考判断  技能・表現  知識・理解
情報活用の実践力          ○  
科学的な理解             ○
参画する態度    ◎       




 
  使用するメディア OHP OHC テレビ お絵かきソフト
 
(3)展開   3時間続き
授業形態





個別制作











相互評価


発表会




個別発表
























話し合い









話し合い





自己評価
 
学習活動 指導上の留意点 準備・資料等
発表資料作成(2時間)
1、レポートをもとに人 に伝えるための発表内 容をまとめて、発表原 稿をつくる。

発表用資料


・OHPシート 模造紙
 画用紙 コンピュータ










 

・発表のイメージが湧かない児童や苦手としている児童は個別 に指導したり、原稿がきている児童のところへ行かせて、助 言をもらうようにしていく。
・自信をもたせるために、児童の発表の良いところを取り上げ て評価し、どこを中心にしたら良いか助言する。
※全体のバランスを考えて、いろいろな角度からのものの見方 ができるように、児童の発表内容を調整し、発表する価値あ る情報になるよう支援していきたい。(情報活用の実践力)
OHP 画用紙
TPシート
コンピュータ
OHC
(実物投影機)
















 






 
@相手にわかりやすいような大きさの文字にする。
A図や表を使って見やすくする。
B話す内容はなるべく覚えておく。
C考えて言いたいことを選び、短い内容で表現する。
D他の人とは違う、自分らしさが出るような工夫した資料をつくる。
E出典を明らかにする。(情報社会に参画する態度)






 
・まとめられるのはまとめて発表するようにしてプログラムを 作る。(1人30秒)

・できた児童から実際に練習したり、友達同士、見せあいなが ら内容を充実させていきたい。
 
    明日の天気を知るときはどんな情報を調べたら良いだろうか  
発表会(1時間)
2、明日の天気を知ると きにどんなメディアを つかって情報を引き出 したら良いかを話し合 う。
3、調べた結果を発表す る。
   発表
   質問
   全員発表




















4,メディアの特性につ いて話し合う。









5、メディアをどう使っ ていいか話し合う。




6、自分の考えをワーク シートに書く

7、自己評価する
 
・自分の調べた内容の中から判断させる。
・適切と思うメディアに挙手をさせて、これから発表で聞くポ イントを知る。
 


・ビデオや新聞、インターネットを見たままに提示しながら、 発表をする。






 




 
OHP OHC
大型テレビ
お絵かきソフト




 








 
予想される児童の発表例
(TVと新聞を比べた場合、発表形態OHP)
・ビデオで天気予報を流す
・TPを提示して発表する。
「僕は新聞とテレビを比べてみました。その結果を表にしてみました。テレビは明日の天気をまず雲の図で発表してその後、全国の天気を出しました、、、、新聞は、、、わかったこと は、、、です 僕は、、、、新聞で調べました。」
「質問ありますか」














 
・発表は聞き逃さず、聞こえないところ、理由がはっきりしな いところ、出典が明らかでないことなどを質問させる。
・分からないところは無理に発表させず、自分の分かっている 範囲で発表できるように、助言する。
・短くても、自信をもってはっきり根拠を話せた児童を評価する。
・教師は一人ずつ、発表作品や態度のいいところを評価し、発 表学習に対する自信を付けさせたい。
・以下のように特性を教師がまとめていくことで、話し合いの 材料をまとめていきたい。




 
新聞 テレビ   インターネット



 
・週間予報がある
・いつでも見られる
・晴れのち曇り
 
・動きがある
・最高気温と最低 気温がある
 
・場所によって調べ
 られる
・晴れ時々曇り
 
・テレビvsインターネットvs新聞という形式で質問し、意 見交換をする。 OHP
 




 
 テレビ   特性 インターネット



 


  ○
  ○
すぐ調べたいとき
遠くへ行くとき
小さい子でもわかる
信用できる
  ○
  ○

 
・児童の意見が分かれた時、理由を聞きながら特性を引き出し ていく。
※メディア(情報手段)情報という言葉の意味を示して理解さ せる。(情報の科学的な理解)
・メディアを比べてわかったことを出させることによって、特 性の違いがあることを教師が指摘し、児童に理解させたい。
・「たくさんあればいいのか」「違う情報が出たときはどう判断 するか」など調べている中で出た疑問を元に意見を出し合う。
・自分の考えを学習カードに書かせる。
※大量に出回る情報やメディアを自分なりに選んで生活に生かしていくことが大切なことを押さえて教師が学習をまとめる。(情報社会に参画する態度)
・自分の考えをワークシートに書く。自己評価する
 








まとめ
  レポート