Super TRAK 100

2001/03/18     04/14更新

最近のマザーは、IDEのRAID機能を搭載したものが
多くなってきました
少し古いマザーでも、FAST TRAK等のIDEカードを
使用する事で、UltraATA/100対応の最新のHDDが
使用出来て便利ですよね
私もRAID 0 ストライビングにて使用してますが
HDDの容量は、年々大容量になり
万が一故障したらと考えると・・・えっバックアップ取れって
まぁRAID 1でミラーリングしておけばいいのだけど
HDDがもったいない
そんな訳で、最近RAID 5が気になりまして
Super TRAK 100となりました
大きいです
比較用に、FAST TRAK66と並べて見ました

6チャンネルのIDEコネクタを持つフルサイズのPCIカードなので
使用する時は、PCケースも選ばないと入りませんよ
対応RAIDレベルは 0、1、0+1、3、5 に対応した
ハードウェアRAIDカードです
またホットスワップ、ホットスペアにも対応しているので
RAID 5 ならHDDが故障しても、電源を落とす事なく
分散されたパリティからデータを再構築できます
もっとも同時に2台故障したらアウトですが

RAID用CPUにはi960を使用
SCSI RAIDカードによく載ってますよね
RAIDアレイの作成は、FAST TRAK66、100と同じです

早速、DTLA−307045を3台使用してRAID 5を構成してみました
HDBENCHを実行すると・・・うーん非常に遅い
ブロックサイズを16KB、64KB、128KBと変えてもあまり変わらない

全く同じ構成でWin 2000 Serverでのソフトウェア RAID 5のほうが
速いぞ・・・なんか期待はずれ

私はこのPCで、主にビデオの編集等しているのですが
レンダリング等、負荷のかかった状態では
ハードウェアRAIDのほうが軽い感じがします
あくまでも主観ですが・・・
友人達にはハードウェアRAIDなんか必要無いよと言いつつも
Thunder K7も出る事だし
次はSCSI・・・RAID 3200Sかぁ?

04/14

Super TRAK 100は標準で16MBの72ピンEDOメモリを搭載してますが
最大128MBまで増設出来るので、増やして見ることに
もっとも今時72ピンSIMMなどほとんど見ないので
以前430FX トライトンの頃使用していた
32MBのEDO SIMMをつけてみました

なんとかReadでHDD単体よりもいいスコアが出ました
メモリの増設は効果有りです
DTLA−307045 5台にて
Writeが遅いですけどMPEG2 4Mbps 固定ビットレートにてキャプチャしてますが
コマ落ちも無いので満足?してます

なんといってもIDE HDDを使用するので低価格といっても
RAIDカードを含め15万程かかりましたが
大容量が実現出来るのが最大のメリットですね

最後に・・・
私はハードウェアRAIDで使用されているプロセッサi960は
みな同じだと思ってました
intelのサイトからデータシート落としたら色々あるのですね
i960 RP/RD 66MHz動作で、Super TRAK 100はRDプロセッサを
搭載してます
i960 RM/RN/RS こちらは100MHz動作で、RM/RNプロセッサには
Application Accelerator
Built−in hardware XOR engine なるものが内蔵されて・・・
高価なSCSI RAIDカードはこちらを使用していたのですね
ハイエンドなSCSI RAIDカードが欲しくなりました
チータx15 やアトラス10KUでRAID 5
いつかは実現したいですね