展示解説1
巨大ザメ「カルカロドン メガロドン」の発見
埼玉県立自然史博物館
カルカロドン・メガロドンは、ネズミザメ科に属し、第三紀中新世から鮮新世(約2500万年〜400万年前)にかけて生息した最大体長13mに達する巨大なサメです。1986年3月、埼玉県比企郡嵐山町在住の関根浩史氏によって大里郡川本町菅沼の荒川河床でこの巨大ザメの歯の化石が発見されました。化石は、荒川河床のほぼ中央に露出した比企層群土塩層といわれる今から約1200万年前(新生代第三紀中新世中期)に、浅い海に堆積した地層から産出しました。化石は、上下の歯が折り重なるようにまとまって、硬い岩石に含まれていました。その後、1988年国立科学博物館の上野輝彌博士の指導のもとに、当舘で化石の剖出作業が行れれました。その結果、化石は1個体の上下の歯が73本も含まれており、このようにそろったものは世界的にも例がなく、たいへん貴重な標本であることが判明しました。




歯化石の産状
|前のページ|次のページ|
|HOME|