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長樂(1)

 


 彦江を出て街中を散策しながら、坂出駅方面に戻る。南口に出て、レンタサイクルをやっている自転車屋さんを探す。割と簡単に自転車屋さんは、みつかり、レンタサイクルを確保した。おにいさんにうどん屋めぐりをしに来たというと、なかむらにもレンタサイクルで行けるよ。木村といううどん屋がお気に入りだが、普段は無名の近場でうどんを食べるそうだ。私が選んだレンタサイクルは、少々ガタがきているものだったが、それほど不便ではない。薦めてくれたなかむら、木村は明日行くことにして、長樂といううどん屋を目指すことにした。長樂は、坂出市と隣町の境界付近にあるが、自転車があれば、苦になるほどの距離ではない。もし車で行ったら、わかりづらいだろうな。といった路地の先に長楽の看板を見つけた。

 
 客席は店というより、庭に屋根をつけたような感じ。配達用の軽自動車が入り口に止まっていた。右側の壁(?)には、たくさん写真がはってある。私の尊敬する田尾さんの写真を3枚見つけたが、やはり氏のキャラとかぶるのだろうか。まじめそうなおじさんと強そうなおっかさんが店をやっている。麺は細め、腰の強さはあんまりない。出汁は冷たいのとぬくいのがある。天ぷらはいもの天ぷらをとった。出汁は思ったよりイリコが利いていた。法則化されてはいないが、私の中では、海に近いほど、イリコガ強い感じがしている。あんまりイリコが強いと、正直ついていけないのであるが、ここ長楽は、その限界付近と言える。玉買いの客が入り、7玉買って買える都合に1杯づつ食べていった。一人は地元系のおばさんでもう一人の若い人に、こういう店があると、朝飯がすぐ食べられるからいいのよ。と言っていたが、なるほどそのとおりだ。お代180円を払い、世間話をして次なるうどん屋に向かった。

平成15月10月10日


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