讃岐うどんWALKER > 第5回極東チベットツアー(前編)
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(東村山ー国分寺)

東村山10時45分集合、私の家からは、比較的交通の便が良いので、9時過ぎに出かけて、10時30分頃東村山駅に到着した。駅のロータリーに出ると、見覚えのある車が、おいてある。やっぱり、いな@青梅さんの車だ。近くに本人も見えた、とりあえず、極東チベットツアー集合の掟であるエプロンをかばんから取り出し、それを身につけてから、あ、今日は、チベットツアーでお世話になります、とごあいさつした。もう、十分すぎるほど承知している間柄なのにかかわらず、エプロンをつけないと、正式なチベットツアーの隊員と認められない、この悪しき習慣はどうにかならないものだろうか。みんなが、うどんをもう、これ以上食えないことは、明らかであるのに、次行きましょう!という言葉がでてきてしまう不思議。それから、今は、思いつかないが、もう一つ不思議があって、これは、極東チベットツアー3つの謎と言われているらしい。
やがて、エプロン姿の参加者が集まってきた。今回の参加者を続けて表記すると、たまさか妻子付walker吉田ゆーいちいな某花井しげたけやすtnkである。中には、北関東から参加されている人もいた。主催は、tnkさんというこの近辺に詳しい人物である。どういうわけか、参加予定の一人が到着しないが、いわゆる30分ルールを適用して、11時17分、車に分乗してうどん屋の征服に向かった。比較的市中は、車が混んでいたが、今の時間帯としては、それほどではないらしい。

11時30分頃、第一の目的地「きくや」に到着した。きくやの裏の方に車が何台かおけるスペースがある。うまい具合に先客は、一人もいない。11人の集団は、難なく席を確保できた。ここのうどんの注文方法は、独特で難しいが、事前に参加者の一人が、情報を集めて、レクチャーしてくれていたので、一人の落伍者を出さずに、注文することができた。肉汁多数に冷汁少数、うどんの盛は、人それぞれだが、3Lのパターンが多かった。肉汁うどんは、あいかわらずうまい。暖かい汁に豚の3枚肉が入る。冷や汁も分けてもらって、試してみたが、肉汁の後ではあんまり魅力がなかった、これから訪れる地獄をみんなわかっているはずなのに、みんな箸のすすみかたが、はやい。もしかしたら、これから訪れる恐怖から一時的に逃れたいがために、うどんに集中しているのかもしれないが、実際には、それだけ、このうどんが、食べやすくて、うまいということの証明だろう。


その後、小島屋といううどん屋をめざす。妙に古ぼけた風情のでも、なかなか評判のうどん屋である。参加者の中から、キャーこれは何!という嬌声が、飛び交う中、店に侵入し、奥の座敷を占拠することに成功した。この奥座敷は、不思議な空間であるが、メニューを見ると、素うどんというのがあり、どんなものだが、話題になった。普通のかけうどん、もりうどんというメニューもあるので、 それとは、違うらしい。勇気あるものが、この素うどんを注文した。結局謎はとけたのだが、実際はどんなうどんであったかということは、この際あえて、伏せておくことにする。店のおばさんが、今、麺ゆであがったばかりだから、冷たいうどんが、おいしいよ、という発言で、ほとんどみんなが、肉汁うどんを注文することになった。武蔵野うどん系で注文に悩んだら、とりあえず、肉汁うどんにしておけば、大きな間違いはない。仮に間違ったとしても、被害は、最小限でくい止めることができる。
やがて、肉汁うどんが、届いた。うどんの断面が、ちょっと長細い。実は、ここのうどん屋は、薪で釜を茹でている。科学的な根拠についてはよくわからないが、現象として普通のガス釜で茹でた湯と薪で茹でた湯の性質は、全然違う。昔、私の家は、薪のお風呂だった。近くの材木屋からはんぱな木をわけてもらい、木を燃やして、お湯をわかしていた。結局私の家のお風呂も近代化し、ガスでいつでもお湯が出るようになったが、木を燃やしてわかしたお湯と、ガスで沸かしたお湯の性質が全然違うのは、体感で理解している。そして、違う性質の湯で茹でられたうどんには、当然決定的な差異が発生することは、明らかである。貴重な文化遺産として、薪茹でうどんを続けてほしい。


つづく。
平成14月5月21日
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