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ジャンボうどん高木(1)
(善通寺市)

宮川製麺所から、味でこいといううどん屋に向かい、迷いながらもやっと発見するも、台風の影響で臨時休業との張り紙があった。味でこいは、日讃製粉が、経営母体らしく、私もたびたびこの製粉工場からうどん粉を仕入れているので、味でこいで、そのうどんの味を確認したかったのだが、残念ながら休みであった。味でこいの裏側に工場を見つけ、ここから家までうどん粉が送られてくるんだ、と実感するにとどまった。
再び、善通寺市内に戻り、ジャンボ高木を攻めることにした。釜揚げうどんで有名な店である。極東地方で、すばらしい釜揚げうどんに出会ったことがないので、釜揚げを軽んじていたときもあるが、長田イン香の香やわら家で、すごい釜揚うどんに出会ったことから、本当は、釜揚げうどんってすごいんじゃないかという思い付きを実地調査検証するのが、今回のツアーの目的のひとつである。
きれいな店構えで、一般店のようだ。10時くらいだが、ぽつりぽつり客は入っている。のれんをくぐり、店内に侵入する。入って右側に、麺をつくるスペースがあり、左側が、客席になっている。入ってはみたが、いまいち、注文の仕方がわからず、入口付近で、ぼーとしていると、後から来た人が、釜揚げを注文して、そのまま席についたので、ははー、ここは、いわゆる一般店だなと、理解して、同じように、釜揚げ(小)を注文して、席についた。ここだけが目的なら、もちろん釜揚げジャンボを注文するのだが、後がひかえているので、小250円を注文した。
店の中には、時間内に2杯ジャンボを食べると、食い逃げokという文字と、その達成者の名前が並ぶ。三杯食べきると、1年間食い逃げできるらしく、その成功者も、壁に貼られていた。しかし、よっぽど、厚顔の人でなければ、1年間もただ食いできないであろう。うどんを待っている間、隣の机に置いてあった四国新聞をとって見ていたら、台風の被害がひどい状況だ、という記事が一面だった。そういえば、レンタカーを借りたときにも、台風の影響で、高松市内は、何時間も渋滞してますよ、と言われたりしたのを思い出し、こんなときに、香川まで来るなんて、無謀だったかなと、少々心配になってきた。
そうこうしているうちに、先に出汁とネギが到着した。大きなとっくりに出汁が入っている。出汁の色は濃い。ネギは、切ってから少し時間がたっていたようで、もちろん、ネギと出汁だけで味わってみたが、いまいちか。続いてうどんが、届いた。小でも、かなりの量が入っている。これが、ジャンボだとしたら、3杯食べたりしたら、と考えると、すごいと思う。麺はゆであげのあつあつ、ふわふわしている感じの麺、切り口は丸みを帯びている。俗世間に属している私の感想としては、俗世間の領域に収まるレベルの釜揚げうどんだと、思う。俗世間を超越した人間だけが味わるような神秘的なうまさには、到達していないと思う。ハッスルという言葉が最近、復活してきているようだが、このジャンボと言う言葉も復活するかもしれないな、と思いつつ、レンタカーに乗って、次なるうどん屋に向かった。

平成16月9月2日
【讃岐うどん】醤油うどんセットA さぬき手打うどん梅木・楽天市場店
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