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前夜

 

 ついに念願のさぬきうどんツアーに旅立ちます。

 出発する直前に讃岐現住民の方から、「なかむら」が、讃岐滞在の最終日休みだということを教えていただきました。最もディープだと私が、感じている「なかむら」へは、最初から行くには敷居が高すぎて、何軒か修行してから、挑戦しようという作戦だったのですが、直前になってあっけなく、作戦変更を余儀無くされました。しかし、もし、この「なかむら休み」情報を知らないで最終日「なかむら」にいったら、それこそ大ショックであったに違いありません。いろんな評価があるでしょうが、「なかむら」は、私にとって大きな存在です。

 どうして讃岐うどんなのでしょうか。うどんなら、日本では、日常食でわざわざ讃岐まで行かなくとも、食べることができます。その問いに対する答えは、3つあります。第1に大阪「はがくれ」、国分寺市「源」というおいしい讃岐うどん屋に出会ったから、第2に讃岐はうどんの本場だからうまいだろうという想像、第3に讃岐のうどん屋は、一風変わっているという風評を見聞きしたから。ここ数年は、讃岐にうどんを食べに行きたい、、、が口癖でした。

 わたしの讃岐うどん歴は、貧弱です。ただのうどんなら、それこそ、数えきれない程食べましたが、讃岐うどんと称するうどんは、これまで5、6軒ほどしか行ってません。それでも、普通のうどんより、うまいなあという感触はもっていました。その中でも一番うまかったのは、大阪第3ビル地下の「はがくれ」です。最初に食べたとき、えもいわれぬうまさに「どひゃーん」と脳天直下唐竹割りを受けたような衝撃が走りました。どうしてこんなにうまいんだ。これが讃岐うどんツアーを思い立った原点です。毎日でもここのうどんを食べたいですが、電車賃かかるので、年に1、2回くらい大阪方面に行くときには必ず寄るようにしています。

 あとは、東京国分寺の駅前にある「源」によく寄ります。こちらは、比較的近いし、立ち食い形式のため他の店より安いわりには、本格的なうどんを食べさせてくれます。数十回食べにいったので、その日その日による味の違いが、少しはわかるようになり、結局、わたしの讃岐うどんのスタンダードは、ここ「源」のうどんになっています。ほかにも何軒か讃岐うどん屋に行きましたが、評価できるレベルには達していません。

 その後、インターネットで情報を集めて見ると、どうやら、讃岐うどんツアーと称してうどん屋を巡礼している人がたくさんいることを知りました。そういう人達の間でバイブルといわれている「恐るべきさぬきうどん」を読むにいたって、自分も讃岐行を決意したわけです。

 

 今回讃岐うどんツアーをするその一番の目標は、自分でうまいうどんを打つための手がかりとすることです。わたしの親もうどんを打ちますので、見よう見まねで打てないことは、ないでしょうが、どうせなら、材料にこだわり、技巧のかぎりをつくしたうまいうどんを作るのが、夢です。(^^ゞ

 讃岐うどんツアーの第2の目標は、うどん道の出発点にするということです。どういうことかというと、全国的には、埼玉の加須とか、伊香保の水沢うどんなど、こちらからすれば、比較的近場のうどん屋の存在が、意外と大きなウエイトをもっているようなのです。灯台下暗しと申します。讃岐うどんの次は、こうした関東のうどんを究める、その足掛りとするのが、第2の目標です。

 第3の目標は、抽象的ですが、「うどんとは、何か」という哲学的命題に、自分なりの答えを出すことです。しかし、いくら本場讃岐で食べるとはいえ、結論まで出すのは、非常に難しいでしょう。とりあえず、方法論の方向性くらいは、掴みたいと思っています。

上のうどん画像だけで、どこの店だかが、わかる人もいるんだろうなー。もし、わかった人がいたら、メール下さい。でも、御褒美はありません。


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