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静岡おでんツアー

2001年1月22、23日

はじめに

webの世界を放浪していると、思いもよらぬページに飛んで入ってしまうことがある。「キリスト教美術」をキーワードに検索していると、いつのまにか、「クロアチアのナイーヴアート」のホームページにはまってしまい、気がつくと「讃岐うどん」関係のHPに飛んでしまって、あげくに私のホームページに辿り着いてしまった苦くて甘ずっぱいそして切ない経験は、誰にでもあるはずである。webの世界だけでなく、現実の生活場面においても、同じ様な飛躍が存在する。例えば、「すみた」のおでんを食べたら、「おでん」方面に興味が向いてしまった、、、とか。(^_^;)今回はそのパターンである。

とある日、とある書店で、一冊の雑誌dancyuが目に入った。おでんの特集をしていたので、さっそく購入した。おでんが、気になりだしたのは、前述したとおり、「すみた」の影響が、一番大きい。それから、讃岐うどんツアーで訪れた店で「おでん」をおいてある店が、多かったことも理由のひとつである。B級グルメ指向である私としては、このおでんの分野に足を踏み込んでしまうのは、必然かつ当然なことかもしれない。

おでんは、いままでは、スーパーで売っている出来合いのものを暖めるか、コンビニのおでん程度しか、挑戦したことがない。コンビニのおでんは、なかなかうまいと思う。讃岐うどん道をはじめる原点として、本場讃岐うどんツアーにでかけたが、おでん道でも有名な静岡おでんツアーからスタートすることにした。すごい世界が静岡にはあった。(^_^)

野毛おでん(横浜市)

静岡に行く前に、横浜で途中下車して、野毛おでんに寄ってみた。前回は休みだったので、いわゆるリベンジである。土曜日の昼は意外と空いていた。一見、どこにでもありそうな店構えなのだが、のれんが、いい。だいこんの絵が、いかにも、っていう感じだ。夜と昼やっているそうだが、昼の部の店内は、酒の肴におでんという雰囲気ではない。昼は定食系をやっているので、おでん定食にした。おでん定食は、最初パワー不足だろうと思っていた。例えば、かつ定食なら、充分力強いが、おでんでは、ごはんのおかずとしては、どうなのだろうか、という疑問があった。しかし、食べてみると、杞憂だったことがわかった。本物のおでんは、レベルが高い。具それぞれが、濃い、力強さがある。大きさも満足だ。おでんというものは、どうも出来合いの具をだしに入れて煮込んだだけのもの、というイメージがあるが、ここのおでんは、このおでんをつくるために具から吟味したという感じがする。いままで食べていたおでんは、なんだったのだろうか。おでん定食は、650円、これは、儲けなしの金額だそうである。もし夜の部だったら、このおでんだけで2000円弱。なにしろ大根1切れ500円である。

小川屋(静岡市)

新幹線に乗車し、静岡の駅を降りて、バスで浅間神社に向かおうとしたが、どうも勝手がわからない。バスは、便利な乗り物だが、はじめて乗る路線バスは、使いづらい。わからないので、しかたない、歩いて浅間神社に向かった。約15分、浅間神社は、徳川家康と関係の深い神社である。この小川屋は、その参道にある。割合簡単に発見できた。おでんというと、アルコールがつきもののようだが、この店は、おやつ感覚のおでん屋である。適当に鍋からおでんを取り出して皿にのせた。食後、串の数を数えて、会計するのだろう。テーブル席に座って、いわしの粉と青のりをおでんにかけて、デジカメで撮っていたら、店のおばちゃんに声をかけられた。どっから来たん?うち、ダンチューという雑誌にのったんだよ。(^_^)ときたので、白状して素性を明かした。あー。この牛すじ、肉が一個たりないから、足してくるからねと、アットホームなおでん屋だ。食べること9串。支払い630円。うわさの黒はんぺんをはじめて(意識して)食べたが、このいわしの味はなんかいい。骨っぽさが、残っている。

三河屋(静岡市)

超気に入った店。青葉通りというしゃれた通りの脇道には、青葉横丁をはじめ、いくつかおでん横丁と呼ばれるおでん屋密集地帯があるが、三河屋は、その青葉横丁の一角にある。人気がある店らしく、何度か店の前を通ったが、満席で、ほかの居酒屋で時間をつぶして、やっと、店に入れた。狭いカウンターのみの店内。隣の人と袖すり合うが、その狭さが快よい。店の壁には、有名人のサイン色紙が数枚貼ってあった。とりあえず、ビールを注文した。おでんとフライの店。おでんは、10本以上食べてみたが、どれも満足できる味。酒のつまみとしては最高。フライは、さつまいもの天ぷらを頼んだが、ちょーでかい。これが、ほくほくしてうまかった。店主はきさくなおじさんで、うちの店を知らないタクシー屋はもぐりだ。と自信たっぷり。だいこんやじゃがいもは、おでんの具にしないというこだわりもある。あれだけ飲み食いして、2000円は安い。

松見屋(清水市)

三保の松原は、一度は行ってみたかった名所である。富士山と松原と羽衣。今回のツアーは、富士山を撮影することも目的だったのだが、あいにくの曇り空で残念だった。しかも雨まで降ってきた。(;_;)ここには、天女が羽衣をかけたという有名な松があるが、そこを見下ろすような場所に、三軒の茶屋がある。松見屋は、そこのまん中にある店である。ダンチューでこの店が紹介された記事がさりげなく、貼ってある。うわさどおり、味噌だれをつけてだされたが、味噌だれをつける前のおでんの味も残っている。あえて、遠方から食べに来る程ではないと思うが、この美保の松原に来たときは必ずここのおでんが、食いたい、そういうおでんだ。その後、静岡の讃岐うどん状況を調べてみたが、あえて、紹介するほどではなかった。

 


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