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讃岐うどんWALKER >西原そば(1) |
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西原そば(1) (西原町)
那覇市内からちょっとした山を越えて、西原町へ向かう。ガイドブックの地図とカーナビの地図が上手に一致しないので、あきらめて、単刀直入に西原町の道路案内看板に従い、西原町に入ってから店の位置をもう一度確認することにした。レンタカーは軽自動車のターボ無しなので、上りの坂道はきつい。アクセルを思い切り踏み込んでも全然加速しない。ようやく峠を越えて、坂を下り切ったところにあっけなく西原そばを発見した。午前11時客はまだ誰もいない。店に侵入した。 店内は、木製の大きなテーブル席が数席に座敷もある。メニューは、壁にずらーっとたくさん貼ってある。店名にもなっている西原そばを注文した。ヨモギを入れてもよいかと聞かれたので、入れることにした。沖縄では、ヨモギのことをフーチバーというそうである。ヨモギというと、どこかの饅頭屋の主人が道端に生えているヨモギをとって、ヨモギ饅頭にして売っているという絵とそのヨモギが生えている道端沿いを犬を連れて散歩しているおばさんの絵を想像してしまうが、フーチバーという言葉の響きは、何かのハーブみたいでかっこいい。 待つこと数分。西原そばが到着した。大きな器に肉が3種類のっている。ソーキとテビチ、三枚肉である。沖縄そばには、珍しく野菜もたっぷり入っている。その上にヨモギがふりかけられている。隣には稲荷寿司もついていきた。スープの色は、白濁したもの。麺は自家製麺とある。切り方が、均一なので機械でつくっているのかもしれない。この麺は、かなり私の好みだ。普通の沖縄そばの麺と少し違って、出汁を吸い込みやすくて、ぷりぷりしている。スープはとんこつが強いと思うが意外にさっぱりしている。 ヨモギと一緒に麺を食べてみたら、びっくりした。ヨモギのフレーバーってこんなのだったか。ちょっと眼が覚めるような清冽な香りがする。沖縄そばとフーチバーの組み合わせは、ニラレバ炒めのにらとレバーみたいに、あるいは、きんぴらのごぼうとにんじん、もしくは、生ハムとメロンのように相性がよさそうだ。野菜にもスープが染み込んでいてうまい。このところ、麺ばかり食べてきたので、稲荷寿司がおいしく感じられた。 沖縄そばのスープは、豚骨本来のシンプルな旨みを追求していると思う。最近流行のラーメン屋のスープは、あれこれ入りすぎていて、どろどろした油を飲んでいるような罪悪感がある。3枚肉は甘みがあって、このまま酒のつまみにしたいくらいだ。てびちは、それほど大きくはないが、この位の大きさの方が、ちょうどいい。嶺吉食堂のてびちを最初に食べたのは、無謀だった。全体的にかなり大満足であった。沖縄そばの伝統を確実に受け継ぎながらも大衆に受けるように洗練されている。おすすめの沖縄そば屋さんである。
2005年3月5日 |
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