讃岐うどん好きにおすすめの本紹介へ さぬきうどんWALKER特設ショッピングへ
なかむら(2)
(飯山町)

あいかわらず、細い道である。ここのうどん屋を目指して続々各地から精鋭が、やってくるが、入り口が狭くて、入りづらいので、すぐ、附近の道路が渋滞になってしまう。午前11時頃到着したときには、すでにすごい状況になっていた。今日は、交通整理員が、いたが、それでも、焼け石に水だろう。ヴィッツは、運転しやすい小さな車体だが、真四角でないので、車両感覚がわかりづらい。渋滞の順番を待って慎重に魔のカーブを曲がり、運よく、無傷での侵入に成功した。
車を降りてすぐさま、不思議な建物の入り口に並んでいる列の後ろに並ぶ。少し待って、店の中に入る権利を得、釜揚げのうどんを丼にいれてもらった。うーむ。旨いが、少し違うかな。もし、讃岐うどん初心者の方が、讃岐うどんとは、こういうものだと、ここなかむらで納得してしまったら、非常に危険かもしれない。私の主観で言えば、このうどんは、讃岐うどんの世界では、傍流であり、主流ではない。讃岐うどんブームの火付け役であり、私が讃岐うどんに興味を得たきっかけでもあり、そういう意味で存在意義は、十分あると考えている。しかし、讃岐うどんを解釈する要素として存在意義はあるが、それ以上の存在にはつながっていないと思う。その後、他の讃岐うどんを食べ歩く中で、やっぱり、ここのうどん屋とうどんは、特殊だと認識している。

釜揚げだったからだろうか、麺は、ふにゃふにゃしていて、主張は少ない。この麺は、讃岐うどん界におけるなかむらの存在意義と重なっている。出汁は、うまい。ネギは、前のおじさんに切ってもらう。ちくわ天をのせてみた。ちくわは、関東でよく見かける厚いタイプのものでなくて、薄いもので苦もなく食べられた。
とりあえず、小を一杯だけ食べ終えた後、もう一杯食べようかどうか悩んだ。おいしくて、おいしくて、もうどうにもとまらない状態でもう1杯食べようと悩んだのでない。次こそ、ピカピカのこれぞ、なかむらの万人を惹き付けるうどんだというどんに巡り会いたいという期待からである。それから、やはり、入り口が細くて出づらいことも影響している。あの細いカーブを曲がるのと、なかむらでうどんを食べる、この両者を比べたら、誰でもうどんをとるだろう。しかし、今回は、おかわりを見送った。
なかむらは、幻想のままそっとしておくのが、いいのかもしれない。少なくとも私の中では、なかむらを抽象的な存在だけにしたおきたい。今回は、否定的ともとれるような感想になってしまったが、うどんは、うまいよ。(^^)
2001.2.10
うどん店開業に必要な「製麺技術」から「繁盛ノウハウ」までの全てが学べる
プロ養成 さぬきうどん学校 香川本校・東京校 にて毎月開催中
本場さぬきの激戦地区でのノウハウが満載 ![]()
作者への励ましメール、リンクの連絡、うどん情報の提供は、下記メールアドレスへお送りください。
mail : littler@po.kumagaya.or.jp