イーハトーボ(10)
(小川町)
秋の晴れた日、特に用がないので、うどんを食べにいくことにした。さて、どこにしよう。なーんて、もう決めている。例のごとくイーハトーボにするつもりだ。天気がいいといっても、もう晩秋、こんな寒い日はもちろん暖かいうどんに限る。もちろん、うまいうどんが食べたい。そんなに遠出はしたくない。となると、イーハトーボに行くのは、必然となる。毎度のごとく、セカンドカーのマーチで国道を飛ばした。もう、街路樹の葉っぱが紅葉して、路上にだいぶ落ちている。
到着見込み時間が早めだったので、時間調整のため、植木の小売り店に寄り道することとした。すだちの木が、売ってれば、自分で植えて育ててみようと思っている。すだちは、ご存知のとおり、徳島県の特産物である。暖かい徳島に比べ寒い極東地方で育つかどうか未知数だが、試してみる価値はあると思う。身近なところでは、すだちは、さぬきうどんの付属物となっている。インターネットを探せば、通販では、収穫期に意外と安く手に入るみたいだ。また、すだち酎というのも売られていて、私は、このすだち酎のファンであり、愛飲している。(^^)いまや、私にとって、すだちというのは、日常的な存在に成り上がっている。ところが、どっこい、すだちの木は、植木屋には見当たらなかった。みかんの木に混じって、カボスとかデコポンの木ですら、置かれているのに、肝心のすだちが、ない。すだちというのは、あんまり一般的でないんだろうか。
さて、とりあえず、すだちをあきらめて、小川町方面へ向かう。ちょうど、11時到着、昨日いな@青梅氏がここに来たという情報を得ていたので、まさかいくらあんな彼でも二日続けては、こないだろうと、安心してドアを開けた。奥の席が、予約席になっていたので、はじの方の席にすわり、メニューを眺めた。暖かいうどんに決めていたのだが、釜揚げうどんに目がとまり、釜揚げうどんに決定した。
待つこと数分、きました。釜揚げうどんです。(^^)汁は、いりこの利いた讃岐風、色、味とも長田の汁を思い出させる風味だ。すこし、いりこのえぐみがある。極東でこの汁使って、うどんが食えるとは、すごいことだ。ねぎが少な目だったのは、ちょっと不満だった。このいりこ汁に細ねぎをたくさん入れたらそれだけで、一品となるだろう。麺は、細目。讃岐長田の釜揚げは、もっと麺がしっかりしていて、讃岐うどんであることを主張していたのだが、ここらへんは、極東の限界かな。(-_-)もちろん、汁に付属していたすだちを入れて、味わった。
2000.11.19