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弁天岩

国道299号を飯能方面から秩父方面へ向かう。ちょっと古ぼけたうどんと書いてある看板が左側に見えてきた。その看板を目印にサンクスの先を左に入った。もう、この道は百回以上通っている道なのでここのうどん屋があるのは、百も承知だったのだが、これまでは、あえてこのうどん屋に寄ろうとは、思わなかった。いかにも怪しい店なので、避けていた。期待もしていなかった。しかし、讃岐にいってからは、むしろこういう怪しい店のほうが、おもしろい、そしてうまい、ことを学習した。

そこで、ものはためしに寄ってみることにした。車をおくスペースは、広い。でも、1時頃ついたのだが、客は一人しかいない。一見、古い民家風、悪くいえばオンボロ家だろう。歴史を感じさせる建物の雰囲気は、讃岐の「蒲生」に通じるところがある。弁天岩とは、おもしろい店名だ。おそらく近くに入間川が流れているので、付近に同名の岩があるのだろうか。店に入ると、おばちゃんが接客しと、髭面のご主人が厨房にいた。

外観同様のあんまりきれいでも、立派でない店内。一番安いもりうどんを頼んだが、すぐにでてきた。作り置きみたいだ。麺の色は純白、太い、腰があり、食べ応えがある。盛り付けの器が真っ赤、麺が真っ白。これは、どうも日常食べるもんとしては、違和感が残る。うどんの種類としは、珍しいタイプのうどんなので、食べる価値はあるうどんだ。奇をてらっているあたりをどう評価したらよいかわからないが、カルチャーショックを受けた。

10.10.16


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