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あたりや(2)
(高松市)

塩田を出て、松家に向かった。今日は、松家は休みのはずであるが、そこは、讃岐うどんの世界、万一開いている可能性だってある。が、やはり松家の休みを確認するだけに終わり、次なるうどん屋を目指す。ここあたりやは、あいかわらず、評判のうどん屋である。超人気店ゆえ、問題もあるという話も聞くが、うどんそのもののレベルが、高いのは、間違いない。前回ここを訪れたときは、それほど、レベルの高いうどんだという記録は残っていないのだが、これだけ評判が高いのだから、今度こそは、良い記録を残したい。
パチンコ屋の駐車場の自転車置き場に自転車をおき、下に降りると、駐車場の奥に行列を発見した。前回ここを訪れたとき、いまほどのうどんブームではなかったものの、行列していたが、その長さものびたようである。うどんブームを数値で表現するとしたら、ここの行列の長さと待ち時間は、ひとつの基準になると思われる。待つこと15分くらい、ようやく、店の中に入ることができた。
注文を聞かれるまで、注文をしないでくれというような張り紙が張ってある。貧乏脱出大作戦というテレビで見たご主人が、中をうろうろしている。テレビで見たとおり、頑強でパワフルな大将である。ここの大将は、中讃の名店山内で修行されたとのことであるが、極東讃岐うどん界の雄であるイーハトーボの大将も同じ山内で修行したとの話を聞く。とすると、この両者は、兄弟弟子の関係にあるのだろうか。イーハトーボの大将も体育会系で、力がありそうなので、ここは、是非、どこかのテレビ局であたりや大将VSイーハトーボ大将という決闘を企画して欲しい。単純な力比べから、うどんの優劣、経営哲学など、総合的に戦えば、おもしろい勝負になると思う。曙VSボブサップより、おもしろい闘いになるのは、確実である。
少し待つと、ようやく注文を聞かれたので、生醤油うどんを注文した。小だったので、量は少なく見えたが、うどんの見た目は、つるつるぴかぴかしたもので、私の好きな系統である。ゆずを使った薬味のようなものがおいてあったので、使わせてもらう。大技、小技ともスピードがあってキレが良い。そしてエンターテイナーである。テレビを見ながら、このうどんを食べるときに、最も適切なテレビ番組は、アメリカンプロレスWWEのショーン・マイケルズの試合だと思う。

平成14月11月22日
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