七日目

 

ショートホームルームでは、いつもよりもかなり生徒の元気が良かった。月曜日は休日明けという事もあって、だらだらしてしまいがちだが、梅雨の合間の晴天という事もあって、皆生き生きとしていた。生徒が事故に遭ったと言う事で、心配だ。一時間目は、他の実習生の授業を見させてもらったが、授業の進め方などが前よりも上手な進め方になっていた。やはり何度も授業をしていくうちに、少しずつ上手になっていくものなのだろう。二時限目は、授業で使う資料を探し、作成した。三時限目は、先生に10分間頂いて、話をさせて頂いた。一人の人物を例にして(←武豊のダービー制覇ね。(^^))努力という事に関して話をさせてもらったが、はじめの頃に時間を頂いた時よりも、有効に時間を使えたと思う。放課後、図書室で生徒と、授業についてや学校についてなど、いろいろと話をした。また、清掃中にも部活のことなどを話して、生徒の考えていること等をほんの少しでも知る事が出来た。


教室以外の場所で広く生徒と交流を持つのはよいことです。特に部活動などでは、授業で見られない生徒の顔が発見できるものです。やはり授業の顔というのはある一面であって、限られた2週間で、全人格的に知ろうとすれば、自ずといろんな所に積極的に顔を出して、生徒の息づかい、間合いなどもつかむことが大切でしょう。その上で再び授業に立ち返ると、もう少し生徒が立体的に見えてくるはずです。そこに余裕も生まれるでしょうし、その余裕から生きた授業も展開していくのだと思います。