自作ポータブル赤道儀
尾瀬の星空はじつに奇麗です。私の住む埼玉の空とは比較にならない数の星がまたたいています。そんな星空を持ち帰りたくて、今までは三脚にカメラを乗せて固定撮影をしていました。赤道儀という星の動きを追いかける道具(一般的には天体望遠鏡の架台)を使って追尾撮影すればもっともっと暗い星まで写ります。
しかし私の持っているビクセンのGP赤道儀を最小限度までバラしても2.8kg、、それに駆動用の電池8本持ったら、、これじゃ重たくてかないません。
2003年の春、簡易ポータブル赤道儀を自作しようと思い立ちました。最初はジッツォの自由運台(G1376)に組み込まれている回転機構を利用しようとしましたが、今ひとつ構想浮かばず失敗。次は直径8センチのベアリング(何故かたくさん持ってる)を利用して作成しましたが、かさばるのと自由運台を乗せる架台の位置が悪く失敗。次ぎに作成したのは納得いく出来になり、今年の尾瀬に3回持って行き、天気に恵まれぬ中でようやく数枚の写真を撮る事ができました。
そして今日、更に軽量コンパクトを目指して作ったのがコレです↓。

やや重めのレンズ一本分の重量、さほど邪魔にならない大きさ、これで最終形にしようと思います。本格的な赤道儀に比べたら遥かに低精度ですが、50ミリレンズで5分くらいいけるだろ?!と考えています。重心が回転軸よりも西側(右)へ移ると、ぐるりんこと上回転部(雲台&カメラが載ってる所)が逆立ちしてしまうのが欠点とも言えますが、ペンタプリズムを下方向にすればノーファインダーながら撮れます(輪ゴムで引力を得る事も可)。雲台取り付けネジの場所をもっと東側に移動する事で回避できるのですが、コンパクトさ優先という事で敢えてこの位置にもってきました。
さて、気になる写り具合の方ですが、、前作機(仕様は似たようなもの)で写した写真です↓。クリックで3800×2500の画像が別ウインドウで開きます。
最終型を使ってのテストが終わったら1万円くらいで受注生産体制に入ろうと考えています。一年で5台受注すればレンズが一本買えそうだな〜!(喜)。

FA20ミリ、F2.8開放、iso400、露出4〜5分。
私も作ってみよう!と興味わいた方は、星を見る道具の工房などを参考にされる事をおすすめします。